生まれてはじめておつかいに出る子どもたちの小さな冒険に密着した長寿番組「はじめてのおつかい」。
30年以上続く番組では、これまでさまざまな子供が登場してきましたが、ネット上では「出演した子供が事故死した」という噂があるようです。
番組の収録中の事故なのか、それとも…?
今回は、「はじめてのおつかい」に出演した“絵理ちゃん”の事故死の噂の真相を紹介させていただきます。
【はじめてのおつかい】絵理ちゃん事故死の真相!
まず、「はじめてのおつかい」の出演者が事故死したという噂は事実です。
ただ、撮影中に死亡事故が起きたということではなく、過去に番組に出演したことのある子供が成人後に事故で亡くなったのが真相です。
2022年7月16日に放送された『はじめてのおつかい!真夏の大冒険スペシャル2022』にて、過去に番組に出演した“絵理ちゃん”が不慮の事故により24年10か月でその生涯を閉じていたことが明かされました。2022年夏で3回忌を迎えたとも伝えられていました。
絵理ちゃんが『はじめてのおつかい!』に出演されたのは、5歳の時のことでした。
広島・鞆の浦でお茶のお稽古仲間、5歳の絵理ちゃんと4歳の由季ちゃんが、お茶の師匠から頼まれてお使いに向かった。お寺でお茶室用のお花をもらい、「お祇園さん」と呼ばれる沼名前神社で山から湧き出す幸水を汲みに行った。絵理ちゃんは由季ちゃんを飽きさせないようにおみくじを買ってあげた。
その後、絵理ちゃんは日本舞踊やミュージカルを学び、大阪芸術大学卒業後演技の道に進みましたが、不慮の事故により24年10か月でその生涯を終えました。
2021年の番組では、スタッフが家族に会いに行き、当時一緒に出演をしていた25歳になった由季さんも駆けつけていました。
【はじめてのおつかい】番組以外で事故死も
『はじめてのおつかい』に出演していた子供が成人してから事故死していたことは事実ということが分かりました。
度々海外から危険性も指摘されている『はじめてのおつかい』ですが、これまで番組の中で事故が起きたことはありません。
ただ、番組以外ではおつかい中に事故死してしまった子供も存在します。
2001年12月13日、東本友紀ちゃん(6歳)はおじいちゃんの手作り自転車でスーパーに買い物に行く途中、交差点でトラックにはねられ死亡。トラックはそのまま逃走しひき逃げ事件として報じられました。
番組とは無関係ではありますが「はじめてのおつかい中」の死亡事故です。
その後悲しいことに犯人は見つからず、2006年12月13日に事件は時効が成立しています。