サッカー日本代表の監督候補として名前があがっている、FC東京の長谷川健太監督。
監督として短期間でのチームの立て直しや、タイトル獲得の実績があると評価されている方なのですが、過去に「サムズアップ」のポーズが問題になったことがあったみたいです。
一体何があったのか、経緯を見ていきましょう。
【画像】長谷川健太のサムズアップとは?
長谷川健太監督のサムズアップとは、一見良いものと思われますが、危険な反則行為で退場した選手に対して行われたものです。
2021年9月22日に行われたFC東京対名古屋グランパス戦でのこと。
後半35分、FC東京のFW・レアンドロ選手は、名古屋グランパスのDF中谷進之介選手に交錯しながら顔面に肘打ちを行いました。
引用:スポニチ
主審はこの行為を見逃していましたが、そこでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、レアンドロ選手はレッドカードで一発退場となりました。
そこで、長谷川健太監督はピッチを去るレアンドロ選手にサムズアップをしたのです。
観客にも見える場所でのサムズアップはリスクが高い行為だったかもしれませんね。
ちなみに、長谷川健太監督は試合終了後にレアンドロ選手の反則行為についてこんなコメントをしていました。
「ああいうレッドカードは水を差すというか、やってはいけない行為。試合が終わった後、彼と話をして、彼も反省をしていた。2度とやりませんという話をしていた。2回目なので。怪我をさせる行為だったと思うので、われわれもしっかり反省して、熱いゲームがしっかりできるように中2日、しっかり準備していきたい」
「今日はイライラしているというより、気持ちの入った試合という中で、オウンゴール(記録はFWシュヴィルツォクのゴール)もあってということで、なんとかしていきたいという思いからアフター気味に手が入ってしまった。言い訳になるが、イライラしてやり返すという行為ではなかったことはわかってもらいたい」
「前回は報復だったので許されないが、今回はそういうことではない。庇うわけではないし、やった行為は許されざる行為であり、レッドカード相当の行為だったが、報復でやったわけではないことだけはわかってもらいたい。勢い余ってやってしまったということだと思っている」
同じ反則でも前回とは違う、というレアンドロ選手の心情を考えた内容です。
レアンドロ選手の気持ちの成長を感じてのサムズアップだったようです。
とはいえ、反則行為を受けた選手たちからしたらエルボーをされたことには変わりはないので、された側のことを考えると複雑な気持ちになりますね…
長谷川健太のサムアップにサッカーファンの反応は?
長谷川健太監督の危険行為での退場選手へのサムズアップへのネットの反応を見てみましょう。
長谷川健太が交代時レアンドロにサムズアップって反則タックル事件の日大アメフト部の監督かよ
— 甘味屋駄右衛門 (@merchendiverNo9) September 24, 2021
ニヤニヤと反省の色なく退場する肘打ちレアンドロに、サムズアップで応える長谷川健太。
普通の監督なら叱らないといかんところじゃないの。
FC東京はそういうチームとの認識だけど、今後もラフプレー上等のまま改善はしないだろうなと容易に予想できる。 https://t.co/0vkQJTyg7i— Spice&Wolf🌸 (@800curry) September 23, 2021
レアンドロは重い処罰かなー。故意なら相当悪質だし無意識でやっちゃうなら最早病気。あのプレーで退場する選手にサムズアップする長谷川健太も結構イカれてる
— アレアレアレ (@Yte952CNe3lUxPQ) September 22, 2021
レアンドロの件で一番胸糞だったのは長谷川健太のサムアップだな。
— 龍角散のリス (@ryukaku3_nohito) September 24, 2021
サムアップについては批判的な声がかなり多いです。
サッカーファンの声を見ても「監督であれば厳しく叱るべき」と考えている方がほとんどです。
日本代表ではこのようなことがないように、悪いところはちゃんと叱れる監督であってほしいですね。