国民的人気演芸バラエティ番組『笑点』に長年出演し、‟おバカキャラ”で老若男女に愛された林家木久扇さんが、2024年3月を以って笑点を卒業することを発表しています。
そんな林家木久扇さんの笑点卒業にあたり、早くもインターネット上などでは後任予想が始まっているようです。
そこで今回は、『笑点』卒業を発表した林家木久扇さんの後任は誰になるのか?新メンバー候補についてまとめました。
林家木久扇が『笑点』の大喜利卒業を発表
引用:スポーツ報知
日本テレビ系の超ご長寿番組で日曜日の夕方から放送される『笑点』。
そんな笑点の現役最古参メンバーで歴代最長の林家木久扇さんが、2023年8月27日生放送の『24時間テレビ46 愛は地球を救う』のチャリティー笑点で
と発表したのです。
85歳の落語家・林家木久扇が27日、「24時間テレビ46 愛は地球を救う」内の「チャリティー笑点」生放送中に来年3月をもって日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜・後5時半)の大喜利レギュラーを卒業すると発表した。
引用:スポーツ報知
そんな林家木久扇さんは笑点スタートの2年目だった1967年10月の『若手大喜利』に初出演し、2年後の1969年11月にレギュラーに昇格すると、以降、初代司会の立川談志さんから6代目司会の春風亭昇太さんまで全ての司会者を見届け、半世紀以上にわたり大喜利メンバーとして活躍したのです。
こうして最古参メンバーとして視聴者から親しまれた林家木久扇さんと言えば
‟オバカ”キャラがトレードマークで、鉄板の木久蔵ラーメンネタを始め、‟いやんばか~ん んふ~ん、そこはお乳なの”という歌詞の脱力ソングでも知られています。
笑点なつかし版の木久扇師匠司会回、見所が多過ぎて紹介しきれないが、
桂歌丸:バカバカしぃ・・いや~んばか~ん、うふ~ん、俺は偉いんだぁ。
林家木久扇(木久蔵):どうしたの?
歌丸:(落語芸術協会)会長の俺にこんな事やらせんなバカ!!
が個人的にはハイライト。#笑点 pic.twitter.com/zC5Sl5y4JP— U太 (@honshibori) May 1, 2019
そんな林家木久扇さんは『いやんばか~ん…』というレコードまでリリースしており、15万枚を超えるヒットを記録しているのです。
世代交代が必要として引退を発表
半世紀以上に渡り、大喜利メンバーとして活躍した林家木久扇さんですが、ここ近年は桂宮治さん、春風亭一之輔さんと40代メンバーが加わったことで、
と、次の世代にバトンを託すことを発表しています。
こうして卒業を発表した林家木久扇さんには、卒業を惜しむ声が多く上がっています。
林家木久扇の後任は誰!?
24時間テレビで突然卒業を発表した林家木久扇さん。SNSでは早くも後任予想が始まっており、すでに数名の候補者の名前が浮上しています。
早くも木久扇師匠の後任予想が過熱しているようです。
桃花さんは木久扇師匠と同じ彦六一門ですし、キャラクターやほかのメンバーとの関係性も含め適任だと思いますが、果たしてどうなるでしょうね。林家木久扇『笑点』卒業で今度こそ! 大喜利メンバー後任本命は「女性落語家」(NEWSポストセブン)…
— ごくらくらくご (@gokurakurakugo) September 10, 2023
林家木久扇の後任候補①林家木久蔵(2代目)
引用:Twitter
名前:2代目・林家木久蔵(はやしやきくぞう)
本名:豊田宏寿(とよたひろとし)
生年月日:1975年9月29日
出身地:東京都
所属:落語協会
まず最初に候補として挙がったのは、林家木久扇さんの息子である2代目『林家木久蔵』さんで、SNS上でも真っ先に声が上がっています。
そんな林家木久蔵さんに対し、木久扇さん自身も息子にバトンを繋ぎたいのが本音ではないかと言われていますが、偉大な父と比べると、まだまだ人気と実力は叶わないようです。
「木久扇師匠の意中の人物はそりゃあもちろん、息子の林家木久蔵さんでしょう。ただ、人気と実力はまだまだ父親にはかなわない。人柄は申し分ないのですがね。木久蔵の名前で受けた仕事で地方公演に行ったら、会場がポカンとしていたことがザラだそうですから」(演芸関係者)
引用:日刊ゲンダイ
林家木久扇の後任候補②春風亭昇也
引用:スポーツ報知
名前:春風亭昇也(しゅんぷうていしょうや)
本名:松本和也(まつもとかずや)
生年月日:1982年6月18日
出身地:千葉県野田市
所属:落語芸術協会
続いて候補に挙がったのは、2022年5月に真打に昇進した『春風亭昇也』さんです。
そんな春風亭昇也さんは、現在笑点の司会を務める春風亭昇太さんの弟子で、故・三遊亭円楽師匠が脳腫瘍で闘病期間中もピンチヒッターとして登場し、弟子大喜利などにも出演しています。
明日は笑点メンバー弟子大喜利!ちなみにこの企画は私の発案です。笑点メンバーの座り位置に弟子、孫弟子が座っております。私もいつもとは座り位置が違うのである。 https://t.co/xSNjBdgFg0
— 春風亭昇也 (@shunpuuteishoya) May 9, 2023
また同じく春風亭昇太さんの弟子で、2021年5月に真打に昇進した春風亭昇々さんも候補に挙がっており、柳亭小痴楽さんと共に人気や知名度から日テレ制作サイドも望んでいると言われているのです。
「芸協所属で若手育成機関“成金”で才能を発揮しまくる柳亭小痴楽と春風亭昇々です。宮治もこのメンバーだった。日テレ制作サイドも人気と知名度から密かにこのメンバーを望んでいるといわれています」(前出の制作会社関係者)
引用:日刊ゲンダイ
林家木久扇の後任候補③蝶花楼桃花
引用:スポーツ報知
名前:蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)
本名:高橋由佳(たかはしゆか)
生年月日:1981年5月13日
出身地:東京都
所属:落語協会
続いて候補に挙がったのは、女性落語家で落語界のプリンセスと呼ばれている『蝶花楼桃花』さんです。
そんな蝶花楼桃花さんは春風亭小朝さんの3番弟子で、2022年3月に真打に昇進しており、同年9月には当時脳梗塞で闘病中だった故・三遊亭円楽さんのピンチヒッターとして大喜利に登場し、彼の後任候補としても名前が挙がっていたのです。
しかしその時は春風亭一之輔さんが後任に選ばれたため、今回は大喜利初の女性レギュラーとして蝶花楼桃花さんに期待する声も多く上がっているようです。
林家木久扇の後任候補④立川晴の輔
引用:サンミュージック
名前:立川晴の輔(たてかわはれのすけ)
本名:檀上晃一(だんじょうこういち)
生年月日:1972年11月21日
出身地:兵庫県神戸市
所属:落語立川流
続いて候補に挙がったのは、『立川晴の輔』さんです。
そんな立川晴の輔さんは立川志の輔さんの弟子で、2013年に真打に昇進したベテランで、2019年9月には三遊亭円楽さんのピンチヒッターとして笑点に出演しています。
今回の円楽の代演は、立川志の輔門下の立川晴の輔。
前回のピンチヒッター春風亭昇也は二ツ目でしたが、こちらは真打。レギュラーメンバーとともに入場です。 #笑点 pic.twitter.com/ErcSuqMPna
— SUE (a.k.a. SUE風亭SUE太) (@lesalondesue) September 15, 2019
ただ立川流は故・立川談志師匠が番組の方向性を巡って日本テレビと喧嘩別れして以来、笑点とは断絶状態となっているため、もし立川晴の輔さんが後任に抜擢されると、立川流からは50年以上ぶりの笑点レギュラーということになるようです。
関東落語界には立川流が存在するのだが、「今は亡き立川談志が番組の方向性を巡って日本テレビと喧嘩別れして以来、『笑点』とは断絶状態になっています」(演芸関係者)。
引用:日刊ゲンダイ
林家木久扇の後任候補⑤林家つる子
引用:林家つる子公式サイト
名前:林家つる子(はやしやつるこ)
本名:須藤みなみ(すとうみなみ)
生年月日:1987年6月5日
出身地:群馬県高崎市
所属:落語立川流
続いて候補に挙がったのは、新星の林家つる子さんです。
そんな林家つる子さんは2024年3月に真打昇進が決まっており、大学時代に全日本学生落語選手権『策伝大賞』で審査員特別賞を受賞しているのです。
ただ林家つる子さんは林家木久扇さんが卒業する3月に真打に昇進することから、昇進後すぐに笑点レギュラーに抜擢はないのではないかとも言われています。
https://twitter.com/hayashitsuruko/status/1346311465175711745
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、『笑点』卒業を発表した林家木久扇さんの後任は誰になるのか?新メンバー候補について考察しました。
2024年3月を以って林家木久扇さんが笑点を卒業することで、SNSでは早くも後任予想が相次いでおり、息子の林家木久蔵さんを始め、春風亭昇也さんや蝶花楼桃花さん、立川晴の輔さんや林家つる子さんなど多くの名前が候補として挙がっているようです。
そんな笑点は林家木久扇さんの卒業を機に、メンバーや司会者も総入れ替えとも噂されており、今後の情報にも注目です。