2021年7月21日、東京五輪の開会式でショーの演出担当を務める小林健太郎さんが解任されました。
理由は、ラーメンズ時代のコントの内容です。
ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をネタにしたコント動画がネット上で拡散し、批判が殺到し解任処分となりました。
アメリカの団体からも抗議声明を発表しているとのことで、一体どんな内容なのかが気になりますね。
今回は、批判が殺到した小林賢太郎さん過去のコントの内容や、ネットの反応をまとめてみました。
【炎上】小林賢太郎が東京五輪ディレクターを解任
ことの発端は、ネット上で拡散されたあるコント動画です。

1998年、小林賢太郎さんが当時所属していたコントユニット「ラーメンズ」のコント動画の中で、
「ユダヤ人大量虐殺ごっこをやろう」
とナチスドイツが行った「ホロコースト」を扱ったセリフがあり、ネット上で批判が殺到しました。
アメリカのユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタル・センター」も、日本の報道を引用した形で「いかなる人間も、どれだけ創造的であるとしても、ナチスのジェノサイド(民族大量虐殺)の犠牲者をあざ笑う権利を有してはいない」との抗議声明を発表。
この騒動により、小林賢太郎さんは東京五輪の開会式・閉会式の演出担当を解任されました。
炎上している小林賢太郎のコントの内容とは?
問題の小林賢太郎さんのコントは、ネット上で動画が拡散されています。
コント動画とネットの反応を見てみましょう。
炎上している小林賢太郎(ラーメンズ)のコント動画
批判が殺到している、小林賢太郎さんのラーメンズ時代のコント動画がこちらです。
五輪開会式ディレクターのラーメンズ・小林賢太郎さんが、「ユダヤ人大量虐殺ごっこをやろう」とホロコーストをネタにしてる動画です。https://t.co/dkDSArte0r pic.twitter.com/KJx02obaC7
— 実話BUNKAタブー編集部 (@BUNKA_taboo) July 21, 2021
1998年に行われたコントの内容は「できるかな」。
NHK教育番組で放送されていた『できるかな』のパロディものです。
本家なら絶対にあり得ないブラックな内容を笑いどころにしているようです。
小林賢太郎のコント内容にネットの反応は
小林賢太郎のホロコーストネタは正直面白くないし全く擁護できないけど、ただでさえメディア露出の少ないラーメンズの20年前のコントの、たった数秒のセリフを探し出して来てオリンピック非難に利用してる奴らも相当救えない。
— rikunara (@riknara2000) July 21, 2021
ホロコーストをコントのネタにしてるのはまったく笑えないし、それを面白いと思ってやってた小林賢太郎にドン引きですよ
— ICHIGOU (@ICHIGOU7143) July 22, 2021
ホロコーストを笑いの中に入れるのはブラックな笑いのとか笑いを解ってないとかいう人を見たけど
お笑いは大好きだけど
私は原爆の広島長崎をブラックな笑いにしてる人がいたらやっぱり笑えない#ラーメンズ#小林賢太郎 #片桐仁— YOU (@Viva31viva) July 22, 2021
起きたら小林賢太郎さん炎上してんの〜; 確かに笑えないヤバいネタ唐突にぶっ込んでくる人だけど
言葉あそびとか構成は大好きなんだよねぇ…
不謹慎っ気強いから、私は好きだけど人にはお勧めできないな〜ってもともと思ってたけど、まさかオリンピックみたいな公の行事に関わってたとは— あゆこ (@amikn6) July 21, 2021
実際に小林賢太郎がユダヤ人大量虐殺してたなら叩いてもいいとは思いますけど、さすがに叩きすぎ感はなくないすかね?とは思うんですけどね俺は。これは俺の一意見、ですけどね。そういう意見もあるってことでひとつ。
— ドナルド・マクドナルド (@caret_oboist) July 21, 2021
批判している方も、コントの内容が「絶対にあり得ないできるかな」であって「こんな子ども番組ありえない!」というところが笑いどころになっていることは理解した上で発言している方が多い印象です。
いくらネタだとしても、”ユダヤ人大量虐殺”という言葉が出てきたら笑えないという声もありました。
ただ、20年以上前のネタを拾って解任まで追い込む構図を批判する声も少なからず上がっている状況です。