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【紅白歌合戦2023】ゲスト審査員が決定!球界からはゼロの異常事態!?

今年2023年も残すところあとわずかとなりました。

そんな中、大みそか恒例のNHK紅白歌合戦のゲスト審査員が発表され、今年賑わいを見せた球界からの選出がゼロだったとしても話題となっています。

そこで今回は、NHK紅白歌合戦の審査員についてまとめました。

紅白ゲスト審査員が決定!今年は8名

【第74回NHK紅白歌合戦】

■放送日:2023年12月31日(日)19:20~23:45 ※中断ニュースあり

■放送局:NHK総合、BSP4K、BS8K、ラジオ第1 ※NHK プラス配信あり

毎年、豪華アーティストだけではなく、その時に活躍した人が選出されるとして審査員にも注目が集まる紅白歌合戦。

そんな中、今年の『第74回NHK紅白歌合戦』のゲスト審査員が2023年12月20日に発表されましたので、順にご紹介していきます。

紅白歌合戦ゲスト審査員①北口榛花

引用:TBS NEWS

北海道旭川市で生まれ育った北口榛花さんは、3歳から水泳を始め、小学生時代はバトミントン選手権で団体優勝を果たすなど幼少期からスポーツ万能だったのです。

そして中学まで競泳とバトミントンの二足の草鞋で全国大会にも出場した北口榛花さんは、高校進学後から本格的に陸上競技(やり投げ)を始めると、高校3年生だった2015年に世界ユース選手権で金メダルを獲得し注目を集めたのです。

さらに2021年の東京オリンピックで決勝進出を果たした北口榛花さんは、2022年6月開催のダイヤモンドリーグのファイナルで優勝を果たすと、今年2023年8月のブダペスト世界選手権大会では、日本の陸上女子フィールド種目で五輪・世界選手権を通して史上初となる金メダルを獲得し、日本選手初の年間チャンピオンに輝いたのです。

そんな北口榛花さんは、2024年のパリオリンピック日本代表選手にも内定しています。

紅白歌合戦ゲスト審査員②国枝慎吾

引用:ニッポン放送

9歳の時に脊髄腫瘍により車いす生活となった国枝慎吾さんは、元々スポーツが大好きだったため、最初は車いすバスケットボールチームを探すもなかったことから、小学校6年生だった11歳の時に車いすテニスを始めると、すぐに頭角を現し驚異の才能を見せつけたのです。

そして高校進学後から本格的に競技に取り組んだ国枝慎吾さんは、大学進学後の2004年にのNEC全日本選抜車いすテニス選手権で初優勝を果たすと、2004年のアテネオリンピックでは斎田悟司さんとダブルスを組んで金メダルを獲得し、2006年にはアジア人初の世界ランキング1位という快挙を成し遂げたのです。

そんな国枝慎吾さんの快進撃は留まることを知らず、2007年に車いすテニス史上初となる‟年間グランドスラム”を達成すると、2009年にはプロへ転向し、2021年の東京パラリンピックで2大会ぶり3度目の金メダルを獲得したのです。

さらに2022年には四大大会を制覇する『生涯グランドスラム』を車いす男子で初めて達成した国枝慎吾さんは、今年2023年1月に世界ランキング1位のまま引退し、3月には国民栄誉賞が授与されたのです。

紅白歌合戦ゲスト審査員③堺雅人

引用:NEWSポストセブン

堺雅人さんと言えば、今では知らない人はいないと言っても過言ではない人気俳優で、『リーガル・ハイ』や『半沢直樹』などで主演を務め、半沢直樹では決め台詞『倍返しだ!』が流行語大賞を受賞し、社会現象をも巻き起こしています。

そんな堺雅人さんは今年2023年に主演を務めた日曜劇場『VIVANT』が、今夏最大のヒットドラマとして日本中に大旋風を巻き起こし、流行語大賞にも‟別班”がノミネートされています。

紅白歌合戦ゲスト審査員④寺島しのぶ

引用:ORICON NEWS

寺島しのぶさんと言えば、これまで『ベルリン国際映画祭・銀熊賞』を始め、名誉ある賞を数多く受賞した演技派女優で、今年2023年の大河ドラマ『どうする家康』では語りを務めています。

そんな寺島しのぶさんはNHK紅白歌合戦のゲスト審査員としては、2010年以来、2回目となります。

https://twitter.com/nhk_ieyasu/status/1737397426145677818

紅白歌合戦ゲスト審査員⑤俵万智

引用:朝日新聞デジタル

大学在学中に心の花を主宰する佐佐木幸綱に師事し短歌を始めた俵万智さんは、1987年に出版した初歌集『サラダ記念日』が異例の大ベストセラーとなり、社会現象をも巻き起こしたのです。

そんな俵万智さんは以降、『チョコレート革命』や『プーさんの鼻』、『未来のサイズ』など多くの歌集を始め、エッセイを執筆するなど活躍しており、今年2023年には優れた短歌の創作と、現代短歌の魅力を伝え、すそ野を広げた功績により紫綬褒章を受章し、TwitterがXへ改名した際も、素晴らしい短歌を披露し話題となっています。

そんな俵万智さんはNHK紅白歌合戦のゲスト審査員としては、1987・1998年に続いて3回目となります。

紅白歌合戦ゲスト審査員⑥バカリズム

引用:フジテレビュー!!

1995年にお笑いコンビ『バカリズム』を結成し、2005年の相方脱退後も同名義でピンでの活動をスタートしたバカリズムさんは、ピン転向後にすぐに頭角を現すと、R-1グランプリでは2006年から4度ファイナリストなるなど人気を集めたのです。。

さらにドラマの脚本も多く手掛けるバカリズムさんは、今年2023年に脚本を手掛けたドラマ『ブラッシュアップライフ』が「東京ドラマアウォード」や「ATP賞テレビグランプリ」など国内外の様々な賞を受賞し注目を集めたのです。

紅白歌合戦ゲスト審査員⑦吉高由里子

引用:ORICON NEWS

高校生の時にスカウトされ芸能界入りした吉高由里子さんは、2007年公開の映画『蛇にピアス』で初ヌードを披露するなど体当たりの演技で、デビュー2年目にして「日本アカデミー賞 新人俳優賞」や「ブルーリボン賞新人賞」などを受賞した逸材として知られています。

そして以降、『ガリレオ』や『花子とアン』、『最愛』など多くの作品に出演し、演技派女優として高い評価を経る吉高由里子さんは、来年2024年の大河ドラマ『光る君』で主人公の紫式部/まひろ を演じるため、恒例の‟大河枠”でのゲスト審査員で、2014年には紅白で紅組の司会を務めています。

紅白歌合戦ゲスト審査員⑧寺田宜弘

引用:NHKニュース

両親ともにバレエ学校の校長を務めるバレエ一家で育った寺田宜弘さんは、11歳で単身キエフに渡り、日本人初の旧ソ連国費留学生としてキエフ国立バレエ学校(現:ウクライナ国立バレエ)で学ぶと、その後ウクライナ国立バレエへ入団し、ソリストとして多くの舞台で活躍したのです。

そして2012年から10年間、キーウ国立バレエ学校芸術監督に就任し、2022年12月からウクライナ国立バレエの芸術監督に日本人として初めて就任した寺田宜弘さんは、その功績が認められ今年2023年のニューズウィーク日本版の‟世界が尊敬する日本人100”に選出されています。

紅白審査員の顔ぶれに賛否両論

今回、紅白歌合戦のゲスト審査員に選ばれた8名は、いずれも今年素晴らしい活躍や功績を残した人物ばかりで、納得いく人選です。

‟野球界からゼロ”に納得いかないという声も

その一方、今年WBCで世界一に‟輝いた侍ジャパン”前監督の栗山英樹さんや、38年ぶりとなる日本シリーズ制覇を果たした阪神タイガースの岡田彰布監督など、今年話題だった野球界から異例のゼロということでSNS上では落胆する声など様々な声が上がっています。

そこでなぜ、今年活躍した野球界から選出がなかったのか調べてみたところ、紅白が放送される大晦日に阪神の地元である兵庫県のローカル局・サンテレビで『熱血!タイガース党 年末スペシャル』を放送するほか、TBSでも『WBC2023 ザ・ファイナル』を6時間にわたって生放送し、侍ジャパンの選手も出演が予定されていることが影響しているようです。

また阪神の岡田監督に関しては、38年ぶりの優勝を果たしたということでずっと多忙だったため、年末年始くらいは婦人や孫など家族でゆっくりと過ごしたいという意向から辞退したと言われています。

‟将棋界や相撲界ゼロ”にも疑問の声

また野球界のみならず、今年前人未踏の『八冠』を達成した藤井聡太さんや、大相撲界からの選出がないことにも多くの疑問の声が上がっており、昨年は10人のゲスト審査員が選出されただけに、今年もまだ選出出来たという声も多く上がっているようです。

昨年は10人だったのに、今年はなぜ8人?選出基準はなんだろう・・・?

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、NHK紅白歌合戦の審査員についてまとめました。

今年もスポーツ界を始め、お笑い芸人やバレエ監督などバリエーションに富んだメンバーが選出された紅白歌合戦の審査員。各界を代表する顔ぶれに歓喜の声が上がる一方、今年の顔と言っても過言ではない野球界や将棋界から選出がなかった声に疑問を抱く声も上がっているようです。

そんな今年2023年の紅白歌合戦を、選ばれた審査員8人はどのように盛り上げてくれるのでしょうか。今から楽しみです。