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【動画】真鍋淑郎の英語力がすごい!発音がカタカナ英語でも下手にならない理由

真鍋淑郎の英語画像

2021年のノーベル物理学賞を受賞した、真鍋淑郎さん。

アメリカ国籍を取得していることでも話題になっていましたが、スピーチ等での英語にも注目が集まっています。

素人目に見ると、ネイティブには聞こえないジャパニーズ式の「カタカナ英語」なのですが、ネット上ではそんな姿に胸を打たれたという声が多く上がっています。

今回は、真鍋淑郎さんの英語力について、スピーチ動画や海外での経歴、英語の発音の評価などの情報をお届けしていきます。

【動画】真鍋淑郎の英語力は?

真鍋淑郎の英語スピーチ動画

2021年10月5日に米プリンストン大学で行われた、真鍋淑郎さんによる会見の様子がこちらです。

受賞当時、90歳の真鍋淑郎さん。

通訳を介さずに、1人で受け答えをされています。

会見に同席した同大の研究者トム・デルワースさんは、真鍋さん「気候変動問題のマイケル・ジョーダンだ」とバスケットボール界のスーパースターにたとえて称賛しました。

真鍋淑郎の海外での経歴

真鍋淑郎の顔画像引用:中日新聞

真鍋淑郎さんの英語力を知るにあたり、海外での経歴を見ていきましょう。

真鍋淑郎さんは、1958年に東京大学大学院の気象学博士課程を修了後、渡米し、アメリカ国立気象局(現:アメリカ海洋大気庁)に入りました。

主任研究員となった後、1968年からプリンストン大学客員教授を兼任。

1975年にアメリカ国籍を取得され、現在もアメリカで生活をしています。

アメリカでの生活は63年になるということです。

日本での生活よりも、アメリカでの生活の方がかなり長いんですね。

真鍋淑郎の英語の発音はカタカナ英語?

真鍋淑郎さんの英語スピーチ動画を見ると、発音自体はカタカナ英語が強めだと分かります。

発音は私たち日本人には馴染みのある(?)ジャパニーズ式のカタカナ英語ですね。

ただ、文法や選んでいる単語自体はネイティブに近いかと思います。

ネット上には、真鍋淑郎さんの英語に「下手」という声も…

ですが、それ以上に発音よりもしっかり英語でコミュニケーションが取れていることを評価する声が多く上がっていました。

スピーチの内容よりも英語の発音が話題になるのは、なんとも日本らしい現象と言えますね。

真鍋淑郎の英語が日本式でも下手にならない理由

真鍋淑郎の顔画像引用:HUFFPOST

英会話で大事なのは、完璧な発音よりも話す内容であり、コミュニケーションを取ることです。

日本人は完璧を求めすぎたり、他者からの評価を必要以上に気にしてしまう傾向があります。

そのため、自分が話す発音が日本式だと恥ずかしくなって、外国人の前だと積極的に話すことができなくなってしまう人はかなり多いですね。(本当は適切な言葉ではないですが、分かりやすくするためにあえて“外国人”という表現を使っています)

ですが、真鍋淑郎さんの場合は、英語を「コミュニケーションツール」として使いこなしています。

大きな舞台でも通訳を使わずに堂々と、ユーモアも交えながらスピーチをする姿を見たら「下手」にはならないのではないでしょうか。