昨季、アメリカ大リーグのロサンゼルス・エンゼルスでア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた大谷翔平さん。
そんな大谷翔平さんが全米野球記者協会主催の夕食会で披露した英語スピーチが‟素晴らしかった”と大きな話題となっています。
そこで今回は、注目を集める大谷翔平さんの英語スピーチや周りの反応、そして英語力が上達した理由についてまとめました。
大谷翔平のプロフィール
まずは、大谷翔平さんのプロフィールや経歴をご紹介!
引用:中日新聞Web
名前:大谷翔平(おおたにしょうへい)
生年月日:1994年7月5日
出身地:岩手県奥州市
血液型:B型
身長:193cm
職業:プロ野球選手
所属:ロサンゼルス・ドジャース
大谷翔平は日本が誇るスーパースター
大谷翔平さんは近代のプロ野球界において非常に稀な、シーズンを通して‟投手”としても‟打者”としても活躍する『二刀流』の選手として有名です。
2012年にドラフト1位で日本ハムファイターズに入団した大谷翔平さんは、翌2013年に日本プロ野球史上初となる‟2桁勝利・2桁本塁打”を達成すると、2016年には日本プロ野球史上初となる、投手と指名打者の両部門で
- ベストナインのダブル受賞
- リーグMVP選出
という快挙を成し遂げ、日本のプロ野球界にその名を刻んだのです。
そして2017年にメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに移籍した大谷翔平さんは、翌2018年に日本人史上4人目となる新人賞を受賞すると、2021年には日本人史上2人目(イチロー依頼)となる
- シーズンMVP
- シルバースラッガー賞
を受賞したのです。
さらに2022年8月には、メジャーリーグにおいてベーブ・ルース以来、約104年ぶりとなる‟2桁勝利・2桁本塁打”を達成した大谷翔平さんは、その快挙から世界中から注目を集め、日本のみならず世界のスーパースターとしての地位を確立したのです。
そんな大谷翔平さんの勢いは留まることを知らず、2023年のWBCにおいてもエース兼打者として日本代表に大きく貢献すると、WBC史上初の2部門(投手・指名打者)でオールWBCチームに選ばれ、WBCのMVPも受賞したのです。
そして優勝からわずか9日後の過密日程下で迎えたシーズン開幕戦にも二刀流で先発した大谷翔平さんは、
- 日本人およびアジア人史上初となる最多本塁打
- 日本人史上2人目(アジア人史上2人目)となる2回目のシルバースラッガー賞受賞
- 日本人史上初(アジア人史上初)の2回目のシーズンMVP受賞
- 日本人およびアジア人としては史上初となるハンク・アーロン賞受賞
と素晴らしい功績を残しています。
2023年、史上最高額の契約金でドジャースへ移籍
2018年から6年に渡りエンゼルスで活躍した大谷翔平さんですが、2023年12月11日にドジャースへ移籍したことが発表されると、さらに契約金が北米4大プロスポーツリーグ(アメリカンフットボール・バスケットボール・ベースボール・アイスホッケー)史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)と発表され大きな話題となったのです。
https://twitter.com/MLBJapan/status/1733644418933195106
大谷翔平の英語力がすごい
引用:日刊ゲンダイ
6年間在籍したロサンゼルス・エンゼルスにおいて、昨季2度目のア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた大谷翔平さん。
For the second time in three years, Shohei Ohtani is the American League’s Most Valuable Player!
大谷翔平が二度目のア・リーグMVPを受賞! pic.twitter.com/z7svbS4DZI
— MLB (@MLB) November 16, 2023
晩餐での圧巻の英語スピーチに賞賛の声
2024年1月27日には、全米野球記者協会のニューヨーク支部が主催する夕食会に5年ぶりに出席し、ア・リーグMVPとしてスピーチに臨んだのです。
そんな大谷翔平さんはスピーチ前、ダスティ・ベイカー監督から受賞の記念盾を受け取る直前に、
と紹介を受けると、
と自然な英語でアドリブで対応し、彼の称賛に応えたのです。
そしていざスピーチに臨んだ大谷翔平さんは、ファンや関係者ら約600人が集まった晴れの舞台で事前に用意したカニングペーパーに目をやりながらも、2分6秒のスピーチを流暢な英語で堂々と披露したのです。
大谷翔平さんの晩餐会でのスピーチが以下
大谷翔平のスピーチに対する周りの反応
こうしてアドリブ対応を見せた上に、カンニングペーパーのみで通訳にも一切頼らず圧巻の英語スピーチを披露した大谷翔平さんには、アメリカメディアを始め、日本のファンからも多くの賞賛の声が上がっています。
またメ~テレニュースが日本で子供たちに英語を教える英語教師イマン先生に大谷翔平さんの英語を聞いてもらった際も、‟とてもクリアで聞きやすい”と大絶賛しています。
大谷翔平の英語力が上達した理由
2019年に新人王を受賞した時と比べると、雲泥の差で英語力が上達したと言われる大谷翔平さん。
どうしてここまで英語力が上達したのでしょうか?
①積極的なコミュニケーション
上記の英語教師イマン先生も言っていましたが、大谷翔平さんは2018年に渡米して以降、家庭教師をつけずに教材などを使った独学で英語を学び、エンゼルス時代はベンチでは通訳を介さずに首脳陣や同僚と会話をし、ロッカールームではアニメトークをしたり、高度なアメリカン・ジョークを飛ばすなど、積極的にコミュニケーションを図ってきたことが、最も上達した理由だと言われています。
https://twitter.com/junjun24025974/status/1514174115266981895
そんな大谷翔平さんには、6歳からアメリカで育ち英語力がほぼネイティブな専属通訳の水原一平さんがおり、成功の裏には彼の存在もかなり大きいと言われていますが、その水原一平さんも
と認めるほどの語学力を持っているのです。
②オンラインゲーム
また大谷翔平さんは意外ですがオンラインゲームもすると言い、元エンゼルスのシモンズ選手とはよくオンラインゲームをしており、オンラインゲームでは目ではなく耳で何を言っているかヒアリングしなければいけないため、そこでヒアリング力などを培ったそうです。
(元エンゼルスの)シモンズ選手とはよくオンラインゲームをやってるっていうふうに言ってて。オンラインゲームだったらこう耳で何を言ってるかっていうのを拾っていかないといけないんで。それはすごい難しくて勉強になるっていうふうには、大谷選手すごい言ってて。 表情や仕草が見えず言葉だけが頼りの状況で、より鍛えられたという英語力。
引用:FNNプライムオンライン
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、大谷翔平さんが披露した話題の英語スピーチや周りの反応、そして英語力が上達した理由についてご紹介しました。
全米野球記者協会主催の夕食会での英語スピーチが、5年間と比べると明らかに上達しており、素晴らしいと賞賛の声が止まらない大谷翔平さんは、渡米から7年間積極的なコミュニケーションを図ったことや、オンラインゲームでのヒアリングで英語力が一気に上達したと言われており、現在は新天地ドジャースに移籍したことで、スペイン語も勉強しているようです。
そんな大谷翔平さんはドジャース開幕戦チケットが8分で完売するなど、現在もその人気は衰えることを知らず、今後の活躍にも注目です。