大人気アニメ「おそ松さん」が実写映画化されることが発表されました。
ファンの多い作品のため、今回の実写映画化には批判が殺到しているようです。
今回は、おそ松さんの実写映画化に批判が集まっている理由を調べてみました。
おそ松さんの実写映画化が決定!
2021年8月3日、大人気アニメ「おそ松さん」が実写映画化されることが発表されました。
(C)映画「おそ松さん」製作委員会2022
キャストについてはジャニーズ事務所所属の人気グループ・Snow Man(スノーマン)が主演に決定。
監督は「賭ケグルイ」「東京リベンジャーズ」などの英勉(はなぶさ・つとむ)さんが努めます。
Snow Manの起用理由について、菅原大樹(プロデューサー)はこうコメントしています。
また主演でご出演いただくSnow Manさんですが、彼らの公式YouTube チャンネルを拝見する機会があり、そこで見せる無邪気なやり取りや、お互いのことを思っている様子は見ていて本当にほほ笑ましくて、まさに『兄弟』そのものだなと感じました。
もちろん笑いのセンスもある皆様ですので、彼らとなら『おそ松さん』を実写化できると確信しました。本作が『おそ松さん』『Snow Man』ファンの皆様はもちろん、今回初めて知っていただいた方々にも“笑い”や“笑顔”を届けられる作品にしたいと思いますので、皆様ぜひご期待ください。
引用:コミックナタリー
監督:英勉
脚本:土屋亮一
制作:シネバザール/はちのじ
配給:東宝
公開日:2022年春
「おそ松さん」は、2015年に赤塚不二夫さんの誕生80周年記念作として制作されたアニメです。
赤塚不二夫さんの「おそ松くん」が原作で大人になった六つ子の日常を描いており、過激なギャグなどが特徴で、熱狂的な女性ファンが非常に多い作品であることで知られています。
テレビアニメ第1期が2015年10月~2016年3月、第2期が2017年10月~2018年3月、第3期が2020年10月~2021年3月に放送。劇場版アニメ「えいがのおそ松さん」が2019年3月に公開され、新作アニメの制作第1弾が2022年、第2弾が2023年に期間限定で劇場上映される予定となっています。
これまで舞台化、ミュージカル化されてきましたが、実写映画化されるのはこれが初めてです。
「無理」「最悪」おそ松さん実写化に批判殺到!
SnowMan主演で実写映画化が決定した「おそ松さん」。
熱狂的なファンが多い作品であることから、実写化が発表されるやいなやネット上には批判的な意見が殺到する事態となりました。
おそ松さん実写ってま???
しかもキャスト…
無理すぎる🤯
— りゆむ☁️渡辺になりたい。 (@Riyumu_) August 3, 2021
単純におそ松さんの実写化が嫌、無理杉内という『松クラの』お気持ち表明すら「それって誹謗中傷です😡すのたち一生懸命頑張るのになんで応援してくれないの💢」ってお気持ち表明すんの、それなんていう言論統制なん?w
— 憂 (@odendende_denn) August 3, 2021
そもそもジャニーズを毛嫌いする人、実写化を毛嫌いする人、おそ松さんを毛嫌いする人、改変が無理な人がどれも割と一定数いる中でそれをフルコンしてしまってるのがもう無理
— 南無 (@5Mqfh) August 2, 2021
え。は?おそ松さん実写化とかほんと無理。何でも実写化すればいい訳じゃないんだが??好きだからショックデカすぎ😭😭😭スノは悪くないけど、これ考えた人まじで意味不。訳分からん。
— Hina_yama🦅 (@molhina_326) August 2, 2021
おそ松実写化で誰が得してんの
地雷すぎるんだがキャスティングしてやつ最悪すぎる— ひな (@hn__923) August 2, 2021
おそ松さんファン、SnowManファンとお互いのファンが気を遣いあっている場面もありましたが、「嬉しい!」「楽しみ!」という声よりも批判的な声の方が多く見受けられます。
【炎上】おそ松さん実写化に批判が殺到している理由
批判が殺到している「おそ松さん」の実写化。
ここでは、炎上と呼べるほどに実写化に対して批判が殺到した理由をまとめてみました。
理由①そもそも実写化に反対の声が多かった
考えられる1番の理由が、そもそもおそ松さんのファンが実写化に反対していたことです。
これはアニメや漫画あるあるだと思いますが、原作ファンが実写化を喜ぶことの方が少ないものです。
原作ファンというのは、原作の世界観を愛しているわけですから、実写化することで少しでもそれが崩れてしまえばガッカリする他ありません。
おそ松さんについても、アニメの絵と声、音楽(BGM)があってこその作品だと感じているファンも多いことでしょう。
実写になると「それはもう別作品」と感じてしまう人が多いのだと考えられます。
理由②キャストがジャニーズタレントだから
実写キャストがジャニーズタレントということも、批判の対象になりやすかったのではないでしょうか。
ジャニーズ事務所及び、おそ松さん制作サイドの皆様へ。 pic.twitter.com/tOnbFo4I9C
— ひよこ豆🌼 (@sho_hico) August 2, 2021
ジャニーズタレントは歌やダンスが本職であり、演技については経験が少ない方も多いです。(もちろん、ジャニーズ所属で演技が素晴らしい方もいますが)
ですが、映画やドラマなどにジャニーズタレントがゴリ押し出演を疑いたくなるレベルでキャストに差し込まれることはあるあるですね。
「弱虫ペダル」や「花のち晴れ」などジャニーズ×実写化で成功したパターンもありますが、「ハニーレモンソーダ」や「鋼の錬金術師」など大失敗と言われた例も多く存在します。
「せっかく実写化するならちゃんとやってほしい」と考えていたけれど、キャストを聞いてガッカリしてしまった…という原作ファンも多いようです。
理由③原作を無視したオリキャラ
ジャニーズどうこうよりも今回問題視されているのは、オリジナルキャラクターなどの改変です。
謎にオリキャラとか増やして9人にやらせるのが意味わからん😸
それおそ松さんじゃないじゃん😸😸😸
#SnowMan pic.twitter.com/e9KpUJF2KX— 塩ぱん (@SHiOpanman125) August 2, 2021
✕おそ松さん実写映画化!
○おそ松さんパロディを盛り込んだジャニタレPV!— ほろよいおこじょ (@yuichilow) August 3, 2021
今回の映画化では、松野家の6兄弟に加えて3人のオリジナルキャラクターが登場します。
これはSnowMan起用に合わせた変更点と言えますので、原作ファンは面白くはないですよね。
ただ一方で、
「そもそもおそ松さんもおそ松くんの原型がないほど大きく改変しているし…」
という声も一定数上がっています。
突っ込みどころはあるかもしれませんが「おそ松さんファン」からしたら、原作の形が変わってしまうのは悲しいものですね。