爆笑問題・太田光さんの妻で、所属事務所タイタン社長の太田光代さんは、宗教2世であることを公表しています。
複雑な生い立ちを持つ太田光代さんは、父親と母親が別の宗教を信仰しており、自身が胎児の頃に入信させられた、というエピソードを明かしています。
父親と母親、それぞれが信仰していたのは、どこの宗教団体だったのでしょうか?
この記事では、太田光代さんがどこの宗教団体2世なのか、過去の発言などを遡った情報を紹介させていただきます。
太田光代が宗教団体の2世を告白
引用:弁護士ドットコム
太田光代さんは、2022年8月28日にTwitterを更新し、自身が宗教2世であることを告白しました。
起きたら消してしまうかもしれないつぶやき。私が宗教二世だったからかな。子供の時、育ての父が助けてくれて脱会したけど。今問題の教会ではないけど。親戚の中にも宗教の人いるから。だから全く関係ないアーリンが。私の犠牲になっているのかな。私は悲しいかな、宗教が嫌いな刹那な人です。
— 太田光代 (@ota324) August 28, 2022
太田光代さんは
- 宗教2世であること
- 育ての父親の助けにより脱会(旧統一教会ではない)
- 親戚にも宗教家がいる
ということを告白しています。
発言のきっかけとなったのは、夫である太田光さんに対するバッシングです。
太田光さんは、テレビ番組などで旧統一教会に関する考えを発信していたのですが、ネット上で「教団擁護派」などとされ、批判的な声が多く寄せられていました。
そのため、太田光代さんは自身の過去を明かすとともに、宗教に関する現在の思いをツイートして、直接的な表現ではないものの“教団寄り”ではないという立ち位置を示しました。
太田光代の両親が信仰していた宗教とは?
宗教団体の2世であることを明かした太田光代さん。
2世ということで、親の代から入信・信仰が始まったということになります。
また、太田光代さんのご両親は、それぞれ別の宗教を信仰していたようです。
太田光代さんが父親と母親どちらの信仰する宗教に入信したのかについても見ていきましょう。
父親は壱岐島出身だった
引用:ながさき旅ネット
太田光代さんの実の父親は、長崎県の壱岐島出身です。
ご両親は太田光代さんが産まれる前に別れており、太田光代さんは未婚の母の元に産まれました。
私の実の父は長崎の壱岐島出身です。信仰心は強く持っていたと想像します。でも母とは違う宗教です。
母と、私の実の父が別れた後に私が産まれました。母は離れていった父に対抗するような宗教を選び、私が産まれて直ぐに入信させました。当時は宗教の自由など機能していません。— 太田光代 (@ota324) August 29, 2022
壱岐島は、一説では「神道の発祥地」と言われており、住民も信仰心がある人が多いとされています。
ただ、壱岐出身の人たちは特定の宗教を信仰している人はごくわずかとされており、仏教を信仰すると同時に神様を信仰している人も多いそう。
また、壱岐島にはキリスト教関連遺産も多く残されており、昔は隠れキリシタンが住んでいたとされています。
太田光代さんの父親がどの宗教を信仰していたのかは不明ですが、「母親が父親に対抗するような宗教を選んだ」特徴を考えると、父親はキリスト系の宗教を信仰していたのではないかと考えられます。
母親は新興宗教に入信していた
大正生まれで栃木県出身の太田光代さんの母親は、父親とは違う宗教に入信していました。
弁護士ドットコムニュースの取材では、母親・継父と宗教の関係について詳しく語っています。
- 実母が旧統一教会ではないある宗教の信者だった
- 母親によって生まれる何カ月か前に入信させられた
- 産まれた後に母親が結婚した育ての父は「宗教NG」な人だったが、母親はそれを許諾して結婚に至った
- しかし母親は勧誘の人を連れてきた
- 光代が小学4~5年のとき、育ての父が1年ほどかけて脱会させてくれたが、それまで信者がいつも家に来ていた
- 母親と父親、信者たちの話を聞き光代は父親の話がまともに聞こえていた
- 母親は数千万円する大きな仏壇を買ってきたことも
- 仏壇を購入した母親を見た父親は離婚しようとしたが、光代は置いてかれると困るので必死で引き止めた
- 17歳のころに家を出たが、母親が住む地域が変わるということで、転居先の支部の信者を紹介しようとした
- 今は母親と一緒に暮らしているが、宗教的なことはやめてもらっている
太田光代さんは、自身が信仰を選ぶことのできない時期に強制的に入会をさせられていました。
宗教団体の脱会に1年もの月日がかかったそうですが、育ての父親は「この子は自分で宗教を選べない。なのに、入信させるのは違法だ」とまで言い続けてくれた明かしています。
また先ほど紹介したツイートには「母は離れていった父に対抗するような宗教を選び」との表現がありましたので、太田光代さんの母親は実の父親と別れた後、太田光代さんが産まれる前のタイミングで入信をされたようです。
母親の信仰する宗教は創価学会?
太田光代さんの母親が入信していた宗教団体の名前は明かされていませんが、
- 旧統一教会ではない
- 光代さんが産まれる前(1964年)までに存在していた団体
- 信者がよく家に来る(熱心な活動)
- 高額な仏壇
- 各地方に支部がある
などといった特徴から、ネット上では創価学会の可能性が高いのではないかと言われていました。
予想では「エホバの証人」の名前もあがっていましたが、エホバは仏壇を処分させることが多いとされているので、高額な仏壇を購入させるという特徴とは真逆になります。
先ほど紹介したツイートの「母は離れていった父に対抗するような宗教を選び…」という表現から考えると、太田光代さんの母親の信仰している宗教団体が創価学会(仏教系)だと仮定すると、父親が信仰していたのはキリスト教系の宗派、もしくは立正佼成会、顕正会、PL教団、崇教真光などの創価学会と対立関係にある宗教団体の可能性がありますね。
太田光代本人に信仰心はある?
ご両親がそれぞれ別の宗教を信仰していたという太田光代さん。
ご本人に信仰心があるのか、過去のツイートを辿ってみると無宗教の無神論者であることが分かりました。
私は誰も恨んではいません。私に面倒をかけないと言っていた母も今は同居しています。
人は必ず死を迎えます。その際に信仰があればと思います。もし自分で選べる信仰があるならと、多くの教会に足を運び神社仏閣に立ち寄りながら考えています。私は自分の眼で見たものや体験した事しか信じません。— 太田光代 (@ota324) August 29, 2022
@mzt_lf
もう一度言います。私は無神論者です。
でも、これ世界的に考えれば恥なことです。なんの宗教をも持たない個人的な恥。— 太田光代 (@ota324) January 25, 2016
神様なんか信じないの。宗教を、どうやって信じたらいいのか分からないわ。何も信じてないわ。でも、綺麗と思うから、綺麗って思いたいし、言いたいの(^◇^)
— 太田光代 (@ota324) September 2, 2014
tweetする問題ではない個人的な事と思いますが。私は無宗教であることを恥じています。そういった意味では宗教を信仰している人を尊敬します。ただ今のところ、どんな宗教も信仰出来ていないのです。誤解されるのが嫌なんです。宗教問題関係なく、長井秀和は私の大切なタレントで私の宝物です。
— 太田光代 (@ota324) November 28, 2013
何年も前から、宗教を批判するわけでもなく、ただただ自身に特定の宗教に対する信仰心がないことを明かしていました。
本来、信仰心は尊いものです。海外でタブー視される宗教的会話はあるもの信仰を持っていないことには蔑まされます。私は日本人だから「仏教ですか?」と聞かれます。そして「はい」と答えます。まんざら嘘でもなく嫁に行った先の太田家は仏教です。仏教にも色々ありますが関心の無い私は忘れがちです。
— 太田光代 (@ota324) August 29, 2022
ちなみに、嫁いだ先の太田光さんの実家は仏教派とのこと。
全く別の話しでしょう。父様と母様。私の大好きな。 pic.twitter.com/gMT12lFwyk
— 太田光代 (@ota324) August 13, 2018
太田光さんの父親・三郎さんと母親・瑠智子さんはすでに亡くなっています。
太田光代さんは、話題の統一教会とは一切関係がないことはもちろんのこと、両親が信仰していた宗教にも現在は全く関わっていないようです。