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【SARD UNDERGROUND】の経歴!メンバープロフィールや近況も紹介

‟ZARD”のトリビューバンドとして注目を集める『SARD UNDERGROUND』。

そんな『SARD UNDERGROUND』について知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、バンド『SARD UNDERGROUND』のプロフィールや経歴、そして近況についてまとめました。

『SARD UNDERGROUND』とは

引用:Twitter

『SARD UNDERGROUND』

ZARDの作品を後世に伝える存在

として2019年に始動した女性4人から成るロックバンドです。

因みに知らない人は殆どいないと思いますが、‟ZARD”は故・坂井泉水さんを中心とした音楽ユニットで、1990年代に女性ボーカルアーティストとして最も多くのCDシングルセールスを記録した他、アルバムにおいては9作連続でミリオンセラーを達成するなど、その唯一無二の歌声で平成の歌姫としてのファンを魅了したのです。

そんなZARDの曲でもっともポピュラーな曲と言えば、『24時間テレビ「愛は地球を救う」』で大合唱される『負けないで』が有名で、同曲によりこれまで多くの人が勇気づけられています。

『SARD UNDERGROUND』の経歴

引用:Twitter

‟ZARD”のトリビューバンドとして活動をスタートさせた『SARD UNDERGROUND』。

ここでは、SARD UNDERGROUNDの経歴をご紹介します。

『ZARD』作品に共鳴した4人から結成

大阪を拠点とする芸能事務所「B ZONE」傘下のメジャーレコード会社‟GIZA studio”で個別にレッスンを受けていた中、ZARDの作品に共鳴した

  • ボーカル:神野友亜
  • ベース:杉岡泉美
  • ギター:赤坂美羽 ※2021年脱退
  • キーボード:坂本ひろ美

の4人は、最初は音楽の勉強というスタンスでスタジオに入りZARDのカバーをしていましたが、スタジオでの練習を重ねるうちに坂井泉水さんの描く歌詞の世界にどんどん引き込まれ、寝る間も惜しんで真剣に向き合うようになったのです。

そしてその真剣な姿勢がZARDのプロデューサーでBeing Groupの創設者である長戸大幸プロデューサーに認められたメンバー4人は、‟ZARDの作品を後世に伝えていく存在”として、2018年に‟ZARD”の「Z」を反転させた『SARD UNDERGROUND』を結成したのです。

2019年、ZARDのトリビュートアルバムでデビュー

そんなSARD UNDERGROUNDは厳しい練習を重ねながら、ますますZARDの魅力に引き込まれていくと、2019年2月にはZARDのカバーで初ライブを大阪で開催し、その後もライブを重ねながら、YouTubeチャンネルでも自分達の歌を発信するなど、着実にキャリアを重ねていったのです。

すると、YouTubeのライブ映像を観た仙台放送のプロデューサーから『東北・みやぎ復興マラソン2019』のイメージソングのオファーが届いたSARD UNDERGROUNDは、カバー曲「マイ フレンド」がイメージソングに起用されたことで一気に注目を集めたのです。

そしてZARDの素晴らしい作品を風化させずにレコーディングに臨んだSARD UNDERGROUNDは、同年9月にはZARDの数々の名曲が詰め込まれたカバーアルバム『ZARD tribute』で念願のメジャーデビューを果たし、これまで3枚のトリビュートアルバムをリリースしています。

これまでリリースしたトリビュートアルバム

  • 2019年9月:『ZARD tribute
  • 2020年10月:『ZARD tributeⅡ
  • 2022年2月:『ZARD tribute Ⅲ

カバーアルバムだけではなく、オリジナル曲も発表

そんなSARD UNDERGROUNDはデビューから半年後の2020年2月に坂井泉水さん作詞作曲の『少しづつ 少しづつ』をリリースすると、同曲がテレビアニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに起用され、さらにZARDのカバー曲『負けないで』と『マイ フレンド』が「高校バスケ ウインターカップ2019」のテーマソングに起用されるなど、一気に知名度を上げたのです。

そして2021年9月に1stオリジナルアルバム『オレンジ色に乾杯』をリリースしたSARD UNDERGROUNDは、2022年2月にはミニアルバム『日の名残り』をリリースするなどオリジナル楽曲も積極的に発表するなど活躍したのです。

『SARD UNDERGROUND』のメンバープロフィール

結成当初は4人だったSARD UNDERGROUNDですが、2021年5月にギター・赤坂美羽さんが体調不良により脱退して以降、現在は3人で活動しています。

メンバー①神野友亜

引用:Twitter

高校在学中からSARD UNDERGROUNDのボーカルとして活動する神野友亜さんは、高校時代から『17ライブ』のライバーとしても活動しており、当時から

  • 最優秀女性ライバー賞:1位
  • ジャパン総合グランプリライバー賞:1位

に輝くなど人気を集め、雑誌ananにも取り上げられたこともあるのです。

メンバー②杉岡泉美

引用:Twitter

中学から吹奏楽部に所属しクラリネットを始めた杉岡泉美さんは、高校時代は帰宅部でしたが、ギターを始め、その後ベースを始めています。

そんな杉岡泉美さんは元メンバーの赤羽美羽さんと高校の同級生で、高校ラストの文化祭に出場したことがきっかけでバンドを結成すると、当初はエレキギターを担当していたそうですが、あまりにもギターをマスター出来なかったため、後にベースに変更となったことを明かしています。

メンバー③坂本ひろ美

引用:Twitter

お姉さんの影響で幼稚園の年長さんからピアノを始め、高校3年生まで10年以上続けていた坂本ひろ美さんは、小学校ではブラスバンド、中学では吹奏楽部に入部し音楽活動に熱中したのです。

そんな坂本ひろ美さんは中学時代まで、ピアニストやピアノの先生などピアノに関わる仕事にずっと憧れていたそうですが、高校や大学へ進学するにつれて、‟現実的にちょっと難しいかな”と思うようになったそうです。

そんな中、大学卒業後にSARD UNDERGROUNDの話しが舞い込んだ坂本ひろ美さんは、迷った挙句にSARD UNDERGROUNDに加入したのです。

『SARD UNDERGROUND』の近況

今年2024年でデビュー5周年を迎えるSARD UNDERGROUND。

ここでは、SARD UNDERGROUNDの近況についてご紹介します。

究極のトリビュートアルバムをリリース

SARD UNDERGROUNDはデビュー5周年を記念して、2024年3月20日にZARDの名曲14曲を厳選収録した、究極のトリビュートベストセレクション『ZARD tribute Best Selection』をリリースしています。

そんなSARD UNDERGROUNDがリリースした今回のベストセレクションは、デビューアルバムに収録されている曲をリレコーディングしており、5年間の成長が詰まった集大成として、メンバー全員が納得いく仕上がりとなっています。

全国5か所ライブも開催

こうしてベストセレクションをリリースしたSARD UNDERGROUNDは現在、リリースイベントを開催するほか、2024年9月からこれまでの大阪・東京に加え、福岡・宮城・愛知と初の全国5ヶ所のライブツアーの開催も決定しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、バンド『SARD UNDERGROUND』のプロフィールや経歴、そして近況についてご紹介しました。

たまたま同じレコード会社でレッスンを受けていたメンバー4人から結成されたSARD UNDERGROUNDは、2019年9月のデビュー以降、ライブを定期的に開催するほか、トリビュートアルバムやオリジナル曲をリリースし着実にキャリアを重ねてきたのです。

そんなSARD UNDERGROUNDはデビュー5周年を迎える2024年は、集大成となるベストセレクションのリリースだけではなく、全国5か所のワンマンライブの開催を予定するなど、これまでにない快進撃を見せており、今後の活躍にも注目です。