2022年12月3日に公開される、人気漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』の新作アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』。
スラムダンクは、原作の漫画が完結してから26年が経ってもなお多くのファンから愛されている不朽の名作です。
新作のアニメ映画ということで、気になるのはやはり脚本の内容です。
アニメ版はインターハイ出場が決まったところで完結しましたが…今回の映画は原作のどこからどこまでが描かれた内容となっているのでしょうか?
今回は、2022年12月公開のスラムダンクの映画の内容に関する情報をお届けしていきます。
【最新情報】スラムダンク映画2022の公開情報まとめ!
(C) I.T.PLANNING,INC.(C)2022 SLAM DUNK Film Partners
2022年7月現在、映画『スラムダンク』について解禁されている情報がこちらです。
監督・脚本は、原作者の井上雄彦さん。
これまでスラムダンクのアニメ映画は4作が公開されてきましたが、井上雄彦さんが監督・脚本を務めるのは今作品が初めてとなります。
【最新動画】スラムダンク映画2022の内容は原作のどこ?
最新特報映像がこちら
映画版スラムダンクの最新の特報映像がこちらです。
こちらの動画は、2022年7月7日に東映アニメーション公式YouTubeチャンネルにて公開されたものです。
19秒と短い映像ですが、メンバーたちの息遣いが聞こえてくるような描写となっています。
情報はかなり小出しになっているため、これから公開日までの間に少しずつあらすじに関する情報なども明かされていくと見られています。
映画版の過去作品あらすじまとめ!
これまで、スラムダンクのアニメ映画は4作が公開されてきました。
それぞれのあらすじがこちらです▼
「スラムダンク 劇場版」(1994年3月公開) |
湘北対陵南の練習試合直後の湘北対武園の練習試合を描かれている。 原作第1話において、花道の50人目の告白玉砕相手である少女と彼女の思い人の小田も設定を進めて登場。 |
「スラムダンク 全国制覇だ!桜木花道」(1994年7月公開) |
原作第79話でダイジェストが描かれている。 IH予選4回戦湘北対津久武の試合をアレンジしたもの。 |
「スラムダンク 湘北最大の危機!燃えろ桜木花道」(1995年3月公開) |
湘北対海南のIH予選終了直後の湘北対緑風の練習試合が舞台になっている。 |
「スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!!花道と流川の熱き夏」(1995年7月公開) |
流川と彼の中学時代の後輩である水沢イチローに主軸が置かれた作品。 前の3作が県の強豪校との激しい対戦が描かれていたのに対し、この作品では人間ドラマに重点が置かれている。 |
井上雄彦さんが監督・脚本を務めるのは今作品が初めてとなりますので、アニメオリジナルストーリーではなく原作に沿った内容になる可能性が高いと考えられます。
「THE FIRST」=映画版は三部作?
スラムダンクの映画版『THE FIRST SLAM DUNK』の特報映像などが解禁されていますが、やはり気になるのはタイトルですね。
「THE FIRST」の意味が何になるのかが、あらすじや今後の展開を知る上での鍵になりそうです。
特報映像などを見ると、桜木花道は坊主で、三井寿も短髪です。
つまり、少なくとも原作の1巻から…という描き方ではないと考えられます。
そして、FIRSTということは、SECOND、THIRDと続編があることが考えられます。
二部作の場合は「前編」「後編」というタイトルになる可能性も考えられるので、わざわざFIRSTというタイトルをつけているということは三部作以上になることも予想できますね。
【最新情報】スラムダンク映画2022の内容は豊玉・山王戦が濃厚な理由
映画版スラムダンクの気になる内容については、原作に沿ったシナリオになる可能性が高いと考えられます。
その中で、三部作は全国大会(インターハイ)が描かれるのではないかと予想されています。
ここでは、映画版スラムダンクの内容がインターハイ編であることが濃厚とされる理由を解説していきます。
理由①試合数とボリュームがちょうどいい
原作では、湘北高校はインターハイのトーナメント3回戦で敗退します。
3回戦目の愛和学院高校との対戦については「ウソのようにボロ負けした」と表現されたのみで、試合の描写が描かれることはありませんでした。

これらの要素から考えられる映画版のシナリオは、2通り。
1つ目は、幻の愛和学院高校戦を最終作として描いた内容。
- FIRST→1回戦目の豊玉高校(大阪府代表)戦
- SECOND→2回戦目の山王工業高校(秋田県代表)戦
- THIRD→3回戦目の愛和学院高校(愛知県代表)戦
2つ目は、作品内で最高の試合との呼び声も高い山王工業高校を前後編として描いた内容です。
- FIRST→1回戦目の豊玉高校(大阪府代表)戦
- SECOND→2回戦目の山王工業高校(秋田県代表)戦・前半
- THIRD→2回戦目の山王工業高校(秋田県代表)戦・後半
原作でも事実上の最終戦として描かれた、常勝高・山王工業高校との一戦はかなり内容が分厚いため前後編になる可能性も大いにあります。
いずれにせよ、映画が三部作と想定するとインターハイ編は話のボリューム的にもちょうど良い内容だと言えるでしょう。
理由②アニメ版の続きになる
スラムダンクのテレビアニメ版は、1993年10月16日から1996年3月23日にテレビ朝日系列にて放映されていました。
引用:チバテレ
全101話+SP版2話で描かれたストーリーは、基本的に原作に沿った流れとなっていました。
テレビアニメ版は、湘北高校がインターハイに出場決定して試合会場に出発するところで完結しています。
そのため、映画版でインターハイ編が描かれるというのは、テレビアニメの続きとしてもピッタリなストーリーになるということです。
理由③物語後半である
引用:ファミ通
これまで公開されている映画版スラムダンクのポスターや特報映像では、
- 桜木花道の髪型が坊主
- 三井寿の髪型が短髪
- ゴリの背番号が4番
これらの情報が読み取れ、物語の後半であることが分かります。
桜木花道が坊主にしたのはインターハイ予選の海南大附属戦後で、原作漫画だと15巻に収録されているエピソードです。
インターハイ予選の途中から映画にするということは考えづらいため、やはりインターハイ本戦が濃厚と考えられますね。
理由④ユニフォームの色
これまで公開されている映画版スラムダンクのポスターや特報映像では、湘北高校のユニフォームが赤色であることが分かります。
インターハイ1回戦の豊玉戦で湘北高校が着用していたユニフォームは、白でした。
続く2回戦の山王戦で湘北高校が着用していたユニフォームは、赤色でした。
映画版が二部作〜三部作になったとしてもやはり山王戦が大きなメインどころになると考えられますね。
理由⑤スタメンの顔ぶれ
現在公開されているティザービジュアルでは、湘北高校のメンバーがエンジンを組んでいる様子が描かれています。
円陣を組んでいるメンバーはこちら。
- 4番:赤木剛憲
- 10番:桜木花道
- 7番:宮城リョータ
- 14番:三井寿
- 11番:流川楓
このメンバーは、山王戦に出場したスターティングメンバーと一致しています。
これまで紹介した要素と総合して考えても、映画版スラムダンクの内容はインターハイ、メインは山王戦になる可能性が高いと言えるでしょう!