2022年秋の映画「すずめの戸締まり」。
大ヒット作品を多数手がけている新海誠監督の作品ということで、注目が集まっています。
気になるあらすじについては、ネット上ではさまざまな作品に似てると言われているようです。
今回は、「すずめの戸締まり」のあらすじについて、似てると話題の作品を紹介していきたいと思います。
「すずめの戸締まり」は似てる作品がある?
「すずめの戸締まり」は、2022年秋公開の新海誠監督の作品です。
新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」ティザービジュアル
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
あらすじはこんな感じ。
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。 彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。 なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが… やがて、日本各地で次々に開き始める扉。 その向こう側からは災いが訪れてしまうため、 開いた扉は閉めなければいけないのだという。 ――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、 すべての時間が溶けあったような、空があった―― 不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。
不思議な世界観で、新海ワールド全開の作品のようですね!
この作品について、ネット上ではこんな声があがっていました。
すずめの戸締りのあらすじ、キングダムハーツ1やん
— つるtool (@turusagi) December 16, 2021
新海さんはその可能性に気づいてるのだと思うし、だからこそ今回の『すずめの戸締まり』は日本各地に開いた災害の扉をどうにかするロードムービーなのだと思う。そこまでは理解できるが、問題はアクションとか冒険とか…タイトルの弱さとか…『映画臭がするんだよな…。
— しょごぴん (@sho5pin) December 16, 2021
「すずめの戸締まり」の情報が公開されて一日経ったけど、私も含めて多くの方々が「星を追う子ども」と「キングダムハーツ」を連想されていて何よりです・・・🥰
— ヴィトニル🦔☘️⛵☀️🐺🎧🎶 (@okamivitonil619) December 16, 2021
あらすじを見て、ゲーム「キングダムハーツ」、そして映画「星を追う子ども」を思い浮かべた方が非常に多かったようです。
「すずめの戸締まり」と似てる作品のあらすじ比較
「すずめの戸締まり」のあらすじに似てると言われている2つの作品について、どこが似ているのかを見ていきましょう。
あらすじ比較①キングダムハーツ
「キングダムハーツ」は、2002年に発売が開始したアクションロールプレイングゲームです。
あらすじはこちら。
島国育ちのソラとリク、そしてカイリは毎日デスティニーアイランドという小さな島へ集まっては、様々な遊びに興じていた。
やがて3人は海の向こうにある外の世界へ憧れ、イカダを作って島の外へ旅立とうと計画し、ついにイカダは完成する。
しかし旅立ちの前夜、リクが島の奥底で閉じられていた謎の扉を開いてしまい、突然の嵐と「ハートレス」という奇妙な生物を島の中へ招き入れてしまう。
ソラはふとしたことから鍵をかたどった剣「キーブレード」を手に入れ、ハートレスに立ち向かいながら2人の親友を助けようとするが、島は闇に飲まれて崩壊し、3人は離れ離れになってしまった。
次にソラが目を覚ますと、ディスティニーアイランドではなくトラヴァースタウンという見知らぬ「外の世界」にいたのだった。
一方その頃、全ての世界を治めるディズニーキャッスルでは、「王様」が旅に出るべく、突如城を去ってしまう。
王様の信頼する臣下であるドナルドとグーフィーに残された手紙にはこう記されていた。「鍵を持つ者と共に行動せよ」と。
外の世界を移動できる船、グミシップに乗り込んだグーフィーとドナルドはトラヴァースタウンへとたどり着く。
――そこでグーフィー、ドナルドはソラと出会い、一致団結した3人は王様とリク、カイリを探す旅に出るのであった。
引用:Wikipedia
物語の始まりで鍵になるのが、謎の扉です。
ソラとリクとカイリは、旅の中で世界や人の「心」の集合体である“キングダムハーツ”の悪用を防ぐために、世界を巡って扉に鍵をかけていきます。
謎の扉に鍵をかける、という部分がすずめの“戸締まりの旅”と似てるポイントですね。
あらすじ比較②星を追う子ども
「星を追う子ども」は、2011年5月7日に公開された新海誠監督の映画作品です。
あらすじはこちら。
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。
その唄を忘れられない少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。2人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。
「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、
妻との再会を切望しアガルタを探す教師モリサキが現れる。そこに開かれるアガルタへの扉。3人はそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る―。
こちらの作品にも、不思議な世界へ通じる扉が出てきます。
同じ新海誠監督作品ということで、扉以外でも
- 田舎が舞台
- 旅を軸としたロードムービー
という世界観で似てるポイントが存在します。
過去の作品からヒントを得てストーリーの構成を膨らませていた可能性もありそうですね。