2021年春に亡くなっていたことが分かった、アンガールズの田中卓志さんの母親・田中美枝子さん。
これまで多くのバラエティ番組やトーク番組に出演してきた美枝子さんは、ほとんどNGなしで「芸人の家族の鏡」といった存在として知られてきました。
親子仲も良くお茶の間でも人気が高かった田中親子ですが、ネット上でも有名なのは“弁当事件”です。
何年も前に放送された番組の企画での一コマなのですが、今でも語り継がれている事件で、視聴者の中でも「胸糞」「感動」など評価が分かれているトピックです。
この記事では、アンガールズ田中卓志さんと母親・田中美枝子さんの弁当事件とはいったい何なのか、内容や関わった読者モデルを詳しく紹介させていただきます。
アンガールズ田中の弁当事件の内容とは?
企画の内容は、数名の芸人とその母親が集められ、母親が作ったお弁当の味を審査して順位付けするというもの。
アンガールズ田中卓志さんと母親・田中美枝子さんも参加したのですが、とある女性タレントが美枝子さんが作った弁当を「まずい」と酷評しました。
スタジオは笑いに包まれましたが、お弁当をディスられた田中美枝子さんは思わず涙を流してしまい、その姿を見た田中卓志さんはブチギレ。
酷評した女性タレントに対して、必死の形相で反論&母親の弁当へのフォローをしました。
「うまいよ!」と言いながら弁当を食べる田中卓志さんを見て母親・田中美枝子さんは涙を流し、結果的に他の参加者の母親たちももらい泣き。
スタジオは再び笑いに包まれる形で企画は終了となりました。
【動画】アンガールズ田中の弁当事件の番組や読者モデルは?
弁当事件の番組=「はねトび」
弁当事件が放送された番組は、2011年5月18日放送のフジテレビ『はねるのトびら』です。
芸人の母親が作ったお弁当をゲストが食べて審査。
おいしいと思う弁当として評価された芸人+母親が抜けていき、最終的に残る「不人気No.1」を決めるという参加者にとってはシビアな企画でした。
弁当を酷評の読者モデル=小森純
2011年5月18日放送の「はねトび」の母子弁当対決で、アンガールズ田中卓志さんの母親・田中美枝子さんの弁当を酷評した読者モデルは、小森純さんです。
「これ冷凍ですか? ちょっと味がねー…」
「(冷凍食品を使っているのは)愛情が足りないです」
番組を盛り上げるためにわざと厳しい発言をされたのかもしれませんが、テンションや口調もあってかなりキツい言い方になっていました。
その後、美枝子さんは泣き出してしまい、フォローしてくれた息子の田中卓志さんの姿を見て再度涙を流す…という展開になりましたが、
放送当時からネット上では小森純さんに対して「性格悪い」「言い方キツすぎる」などと批判が殺到しました。
弁当事件の田中ブチギレ動画がこちら
弁当事件でアンガールズ田中さんがブチギレている実際の動画がこちらです▼
田中卓志さんの母親想いな性格がよくわかるシーンですね。
バラエティ番組なので全体的に面白くしようという雰囲気にはなっていますが、お弁当を作っている世のお母さんたちは泣けてしまう方も多いのではないでしょうか。
アンガールズ田中の弁当事件へのネットの反応
アンガールズ田中卓志さんと母親の美枝子さんが出演した『はねトび』の母子弁当対決。
小森純さんの酷評から田中さんがブチギレ、最後は美枝子さんや他の出演者の母親が涙するというまさかの結末となりました。
番組内容へのネットの反応はこちら▼
演者の小森純さんに対しての声も多くあがっていましたが、番組の企画自体への批判も目立っていました。
ちなみに、母の日にちなんだ母子弁当対決企画は2010年5月12日にも放送されており、2011年の放送は第2弾でした。
実は、第1弾となる2010年の放送時にも企画に対して「笑いづらい」「残っている母親たちが悲しそうで見てられない」などと指摘されていました。
第1弾ではロバートの山本博さんの母親の弁当が最下位となり、ラストは田中さん同様に「うまい!」と母親の弁当をかきこむ山本博さんの姿がありました。
2012年以降同様の企画が放送されなかったことを見るに、視聴者からの評価はかなり低かったのだと思われます。