林家木久扇さんの後任として笑点の新メンバーに抜擢され注目を集める立川晴の輔さん。
落語界ではその名が知られているようですが、一般的には知らないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、立川晴の輔さんにフォーカスし、プロフィールや経歴、プライベートなどについてまとめました。
立川晴の輔のプロフィール
引用:日テレNEWS
名前:立川晴の輔(たてかわはれのすけ)
本名:檀上晃一(だんじょうこういち)
生年月日:1972年11月21日
出身地:兵庫県神戸市
職業:落語家
所属:落語立川流
事務所:グレースプロジェクト(個人)
『笑点』大喜利メンバー抜擢で快挙
引用:Twitter
2024年3月を以って、長年大喜利メンバーとして活躍した林家木久扇さんが勇退し、後任について大注目を集めていた笑点。
そんな中、2024年4月7日に立川晴の輔さんが新メンバーとして加入することが発表されると、史上初の快挙ということでも大きな話題となったのです。
笑点新メンバーは立川晴の輔師匠
後ろに木久扇さんのスタンド
#笑点 pic.twitter.com/1ikbdDBNTW
— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@gtt214214) April 7, 2024
実は立川晴の輔さんは立川流に属する真打で、立川流のレギュラーメンバーは
となり、長年因縁があった笑点と立川流の雪解けの使者の役目を果たしたことでも大きな話題となったのです。
さらに今回、立川流の立川晴の輔さんが笑点新メンバーに加わったことで、東京・江戸落語界に分かれている4団体である
- 落語協会
- 落語芸術協会
- 落語立川流(立川流)
- 五代目円楽一門会(円楽党)
と
としても大きな注目を集めています。
初めての後楽園ホールです!https://t.co/K2RQfK7CMP
— 立川晴の輔 (@t_harenosuke) April 21, 2024
正式発表までは、かなりの苦労も!
こうして立川流から史上初の大喜利回答者という快挙を成し遂げ、立川流をも背負っている立川晴の輔さん。
2023年夏ころに笑点新メンバーの打診があったそうですが、その時に‟正式発表前に漏れたら白紙”と釘を刺されたこともあり、露見しないようにするにはかなりの苦労もあったそうです。
そんな立川晴の輔さんは露見しないようするには、そのことを聞かれないことが1番という考えから、正式発表まで仕事を慎重に選び、探りのような飲み会も全て断り参加しなかったのです。
そのため発表直前の2024年2月・3月は慎重に選んでいた関係で仕事がかなり少なかったため、収入も少なくかなりの貧乏だったことを明かしています。
新メンバー抜擢により、始めて師匠を喜ばすことが出来た!?
こうして発表前はかなり苦労したという立川晴の輔さんは、もちろん師匠である立川志の輔さんにも収録の10日前まで秘密にしていたのです。
そんな立川晴の輔さんは師匠には直接会って話したかったそうですが、電話口で‟会わなきゃダメなのか?”と言われたため、致し方なく電話で
と伝えると、
と今まで聞いたことのない高音での反応だったため、本当に喜んでくれていることが分かり、入門して以来初めて師匠が自分のことで喜んでくれたと嬉しくなったそうです。
立川晴の輔の経歴
引用:Twitter
国民的人気番組『笑点』の大喜利レギュラーメンバーに加入し、瞬く間に老若男女問わずその名が知られるようになった立川晴の輔さん。
ここでは、立川晴の輔さんのこれまでの経歴をご紹介します。
大学卒業後、立川志の輔に入門
東京農業大学農学部に在学中から落語研究会に所属した立川晴の輔さんは、
と‟志の輔落語”に心酔し独演会に通い詰める日々を送ると、大学卒業後の1997年に立川志の輔さんに一番弟子として入門し、‟立川志の吉”を拝命したのです。
2013年、真打に昇進
引用:東京新聞
そして早くから頭角を現し、2003年に立川談志さんによる昇進試験に合格し‟二ツ目”に昇進した立川晴の輔さんは、35歳だった2008年には『東西若手落語家コンペティション』で初代グランドチャンピオンの座を手にしたのです。
そんな立川晴の輔さんは二つ目になってからも自主的な独演会を5カ所で21年間続け芸に励むと、2013年12月には真打に昇進し、現在の‟立川晴の輔”に改名したのです。
真打昇進後から、若手大喜利で活躍
こうして41歳で真打に昇進した立川晴の輔さんは、一般的知名度はまだまだでしたが、真打昇進後からBS日テレで毎週火曜日に放送されている『笑点 特大号』の‟若手大喜利コーナー”でずっと活躍し、2019年には6代目三遊亭円楽師匠の代役として『笑点』の大喜利コーナーに出演しており、この時も‟立川流が50年ぶりに出演”としてメディアやSNSで大きく取り上げられています。
円楽師匠の代役、50年ぶりの立川流って歴史的な回じゃないですか! #笑点
— ノブユキ (@doorknobsmz) September 15, 2019
現在はマルチに活躍
引用:Twitter
そんな立川晴の輔さんは落語のみならずトーク力も定評で、そのトーク力を生かして
- 結婚式の司会
- ナレーション
- 講演会
- ラジオパーソナリティ
などマルチに活躍するほか、本業の落語でも定期的に独演会や子供寄席などを開催し人気を集めています。
今日は東京駅丸の内駅舎にある、東京ステーションホテルで結婚披露宴の司会でした。
JRに勤務する新郎新婦。ウェディングケーキのてっぺんに、Suicaのペンギンが!!
いい披露宴でした。新郎新婦おめでとうございます! pic.twitter.com/L4mKoP4CWm— 立川晴の輔 (@t_harenosuke) April 15, 2023
今日は長野県飯田市の「飯田子ども劇場」で落語会でした。
反応抜群のお客様で、とても楽しかったです!
御来場の皆様、スタッフ関係者の皆様、有り難うございました。 pic.twitter.com/80un8uKObL— 立川晴の輔 (@t_harenosuke) March 10, 2024
立川晴の輔のプライベート情報
引用:Twitter
見た目は若いですが、2024年11月の誕生日で52歳を迎える立川晴の輔さん。
プライベート事情はどうなっているのでしょうか?
立川晴の輔は‟既婚者で子供が2人”
これまで自身のプライベートについてはあまり語ることがなかった立川晴の輔さんですが、笑点大喜利メンバーに抜擢後から取材が増えた関係もあり、家族構成が明らかとなっています。
そんな立川晴の輔さんは時期については不明ですが結婚しており、妻と2人の子供がいる4人家族であることが明らかとなっています。
- 立川晴の輔本人
- 妻
- 長男(大学院生)
- 長女(大学生)
ただ立川晴の輔さんの妻も子供も一般人のため、顔写真を始め名前などの個人情報は一切ありませんでしたが、子供の年齢から考えると20代前半~後半に結婚した可能性が高そうです。
笑点新メンバー入りで、家族からは心配する声が
こうして一家の大黒柱である立川晴の輔さんは、笑点の新メンバー入りを家族に報告した際は、喜んでくれるよりも心配する声しかなかったことを囲み取材で明らかにしています。
メンバー入りしたことは家族にも発表直前まで言わなかった。反応はさまざまだったようで「大学生の娘は“死ぬなよ”、大学院生の息子からは“合わなかったら辞めてもいいんだからね”と言われました。うちの子供は大人でした」と告白。妻からは「大丈夫?私もまだ働いているから」と言われたことも明かし、笑いを誘った。
引用:スポニチアネックス
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、笑点新メンバー立川晴の輔さんのプロフィールや経歴、プライベートなどについてご紹介しました。
実は今年2024年で芸歴28年というベテランの立川晴の輔さんは、真打昇進後から笑点の若手大喜利で活躍するなど笑点とは切っても切れない縁があったのです。
そんな立川晴の輔さんは55年ぶりの立川流出演ということで、今後笑点にどんな新しい風を吹かせてくれるのでしょうか。乞うご期待!