R-1グランプリに4度出場した寺田寛明さんですが決勝の舞台は未だ慣れておらず、テレビカメラも苦手だそうです。
暫定席で抜かれても、目線をどこに向けて良いかわからないといいます。
今回はそんな寺田寛明さんのプロフィールと経歴、R-1グランプリに対する思いなどを紹介しましょう。
寺田寛明のプロフィール
次のような大喜利大会に参加し、活躍しています。
自身で「大喜利千景」を主催するほど、無類の大喜利好きです。
塾講師の顔もある
寺田寛明さんは、芸人の傍ら自身が中学生のときに通った地元の個人塾で講師もしています。
国語と数学を教えるそうです。
当初塾講師とは無関係のフリップネタをしていましたが、事務所との面談でためになる面白さへの期待が大きいとわかり勉強系に踏み切ったといいます。
2023年は1週間に2コマの授業だけだったため関わる生徒数は少なかったが、R-1の決勝をきっかけに噂してくれているそうです。
お笑い芸人になったきっかけと影響を受けた芸人
お笑い芸人を目指すなら1度は通りそうなダウンタウンや、有名なゴールデンのバラエティ番組をほとんど見ていないそうです。
コンビを組んだ経験はなく、R-1グランプリ出場を目標にピン芸一筋で来ました。
好きなピン芸人
爆笑オンエアバトルでは、次のような芸人の言葉で紡ぐピン芸を好んで見ていたそうです。
動きより歌やワードの方が好きで、ボケとツッコミの掛け合いより面白いフレーズでの完結に興味があるといいます。
憧れのR-1王者は、ネタで選ぶと中山功太さんとほっしゃん。(星田英利)さんだそうです。
仕事への手応え
テレビ関係の仕事はほぼなく、バラエティで活躍できるタイプではないと自負しているそうです。
収録で結果を残せないと、プロなのにと落ち込むといいます。
手応えがない日にタクシーに乗せてもらえたり、手厚い待遇を受けたりしたときほど反省するそうです。
しかし2023年R-1グランプリで3位になってからは、本の出版やライブハウスにおけるトーク、イベントの増加など他の芸人がしていない仕事の増加を実感しました。
寺田寛明の経歴
2021〜2023年のR-1グランプリは、芸歴10年の縛りがありました。
しかし、2024年大会では制限がなく出場できるようになっています。
絵を描けないからフリップネタも文字でやっているにも関わらず、絵本のオファーが来たと話します。
寺田寛明R-1グランプリの歴史
2021年のR-1グランプリはまだ芸歴10年の制限がかかり初出場の寺田寛明さんは前向きにとらえていましたが、最下位でした。
決勝進出を目的に取り組んできたが、結果を出すために審査員に受け入れられるネタ作りが必要と考えるようになったそうです。
2022年は人々が当たり前に利用するものに「流行るわけないだろ」とツッコむ、少し毒のあるネタを披露しました。
内容よりフリップをめくる点が見づらいと、下記の先輩芸人から指摘されたそうです。
フリップからモニターへの移行を活かしたネタが、2023年R-1グランプリで披露した日本語にネットのレビューをつける「ことばレビューサイト星1」です。
寺田寛明さん自身手応えがあり、過去最高順位の3位となりました。
ネタをきっかけに声がかかり、2024年4月絵本を出版します。
決勝はモニターを番組が貸してくれるが、予選は自腹だそうです。
ネタで使う際、土日に借りると14万円するといいます。
購入しても持ち運びで割れたら大変なので、芸人はみんなレンタルするそうです。
マセキ芸能社の賞レースの結果
お笑いファンの寺田寛明さんは、マセキ芸能社から賞レース優勝者が出ていない点に納得がいかないそうです。
R-1グランプリでバカリズムさんが1位にならなかった点も、おかしいと指摘しました。
自分ではなくても、マセキ芸能社の誰かが何かの賞レースで優勝したら良い視点も過去にあったそうです。
2024年R-1グランプリの出場者に対して
次のように切磋琢磨してきた芸人も決勝進出したため、興奮したそうです。
2021年の準々決勝で初めて見たネタが面白すぎて、お抹茶さんの大ファンになったといいます。
優勝争いの観点では脅威だが、同じ舞台で戦えることが嬉しいそうです。
決勝進出に涙したといいます。
また1つ前の出番のkento fukayaさんをライバル視していました。
寺田寛明さんと同じく、モニターを使ったネタをするからです。
比較されやすく、さらなるインパクトを残さなければと考えていました。
R-1グランプリ2024決勝進出の感想と意気込み
芸歴10年の制限がかかる前は決勝進出ならず、解除後の2021年に初めてR-1グランプリファイナルの舞台へ進んでいます。
2023年10月に再びセーブがかかると知り、もう行けないかもしれないと不安があったそうです。
毎年ベストを尽くしネタ作りをしていたが、2024年は準決勝の2週間前まで納得のいくものができず焦ったといいます。
準々決勝や準決勝のネタ披露でお客さんの反応から手応えは感じたが、進出できて安心したそうです。
芸歴制限解除でラストイヤーがなくなりR-1グランプリを目指して芸人をスタートさせた寺田寛明さんは、嬉しさといつまでやれるのか不安が入り混じっているといいます。
4回目の出場のため、周囲からの温度感は下がったと感じていました。
同時に回数を重ねているからこそ、決勝進出時点で祝福して良いのか気を使わせている・良い結果を出さないといけないとも思っているといいます。
R-1グランプリで審査員をする、全員の影響を受けてきたそうです。
評価されたいし、今年こそは結果を残したいと意気込んでいました。
ハリウッドザコシショウさんに計3度審査をしてもらったが、低評価だったといいます。
人間力を求めているとわかったため、意味を理解しきれていないが不足部分を補おうと奮闘中だそうです。
決勝まで進めば、今までにないスタイルで挑む予定だといいます。
しかし審査員を意識しすぎて自分を見失わないよう、今まで積み重ねてきたことを信じていきたいそうです。
2024年は残念ながら優勝を逃してしまいましたが、今後の活躍に期待しましょう。