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『THE FIRST TAKE』のキャスティング基準やギャラは?!みんなの疑問を徹底調査!

一発撮りパフォーマンスを収録した動画を公開するYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』。

2019年11月の開設以降、驚異的な総再生回数で絶大な人気を集め、今ではニューカマーのブレイクの火付け役とも言われています。

そこで今回は、『THE FIRST TAKE』のキャスティングはどうやって決まるのか?ギャラはあるのか?など、視聴者の疑問について調査しました。

『THE FIRST TAKE』の疑問を解説!

引用:Twitter

『THE FIRST TAKE』とは?

まず始めに、『THE FIRST TAKE』についてご紹介します。

『THE FIRST TAKE』は2019年11月5日に運営がスタートし、同月15日にチャンネル開設と同時に最初の動画が配信されたYouTubeチャンネルで、

一発撮りで、音楽と向き合う

をコンセプトに、メジャーシーンで活躍するアーティストからニューカマーまで、様々なアーティストによる一発撮りパフォーマンスを収録した動画を、不定期で公開しています。

そんな『THE FIRST TAKE』は2019年11月の開設以降、約1年半でチャンネル登録者が450万人を突破しており、現在では835万人を突破する人気を集めています。

また、LiSAさんの『紅蓮華』やDISH//の『猫』、YOASOBIの大ヒット曲『夜に駆ける』などのパフォーマンス動画は、1億回以上と驚異的な数字を叩き出しているのです。

『THE FIRST TAKE』が誕生した理由は?

こうして絶大な人気を集める『THE FIRST TAKE』ですが、立ち上げるきっかけとなったのは

音楽業界の変化

だと言い、昔は音楽番組の出演やドラマのタイアップがきっかけでCDが売れたりしていましたが、今では音楽もデジタル化し、CDを買わずにApple Musicなどで音楽を視聴しています。

そうした変化に伴って、現代人が純粋に音楽を楽しむコンテンツとして『THE FIRST TAKE』が誕生したそうです。

『THE FIRST TAKE』はなぜ‟一発撮り”なの?

こうして現在の音楽シーンのニーズに合わせて誕生した『THE FIRST TAKE』ですが、なぜ一発撮りをコンセプトにしているのでしょうか?

そんな『THE FIRST TAKE』は高画質・高音質で、アーティストの声をなるべく加工せずにそのままの状態で届けることをポイントにおいたため、‟一発撮り”にすることで

アーティストの感覚が研ぎ澄まされ、ライブパフォーマンスに近い瞬間が生まれるはず!!

という考えから、一発撮りのコンセプトに繋がったそうです。

『THE FIRST TAKE』オファーのキャスティング基準は?

因みに、2019年11月15日にチャンネルが開設されたと同時に、最初にパフォーマンス動画を公開したのはアーティストadieu(上白石萌音)さんの『ナラタージュ』でしたが、なぜadieu(上白石萌音)さんを1人目にキャスティングしたのでしょうか?

そこで調べてみたところ、2017年に公開された映画『ナラタージュ』の主題歌は、RADWIMPSの野田洋次郎さんが作詞作曲ということで話題になり、さらに歌っているadieuのプロフィールも当時、‟17才の女性アーティスト”という情報以外解禁されていなかったため、注目を集めていたのです。

それが2019年9月にadieuの正体が上白石萌歌さんであることが明らかとなり、大反響だったことから、タイミング的に話題なるのではないかと考え、1番最初に上白石萌音さんにオファーしたそうです。

映画公開から約2年、先日、上白石さんがadieuの新MV「花は揺れる」のURLをツイートしたことから、再びadieuの名がSNS上を飛び交うことに。同曲は、「ナラタージュ」に収録された楽曲で、これを見たファンからは、“adieu=上白石萌歌”を確信する声が多く寄せられた。

引用:シネマカフェ

adieuの正体が上白石萌歌ちゃんだったの!!??びっくり!!
えええええナラタージュの主題歌歌ってたadieuって上白石萌歌ちゃんだったのか

こうして話題性を考えて上白石萌音さんをトップに選んだ『THE FIRST TAKE』のキャスティング基準は

  • ヒットチャート
  • テレビの出演状況
  • ラジオのオンエア状況
  • YouTubeの再生回数

など細かいチェックポイントを設け、これらの情報をもとにアーティストにオファーしているそうです。

また『THE FIRST TAKE』では海外のチャンネル登録者も3割ほどいるため、海外で人気のあるアーティストも基準としているそうです。

『THE FIRST TAKE』はギャラは発生するの?

ニューカマーのブレイクの火付け役とも言われ、『THE FIRST TAKE』に出演すれば売れること間違いないとも言われている現在、出演アーティストにギャラは発生するのでしょうか?

そこで調べてみたところ、『THE FIRST TAKE』運営側に確認を取った訳ではありませんが、THE FIRST TAKE側からアーティストにオファーを出しているため、出演料としてギャラは入ると言われています。

ギャラはあるらしいよ!!
出てる人ほとんどがチャンネルの運営でもあるソニーミュージック所属だからそんなにもらえないと思うけど!!

『THE FIRST TAKE』は本当に一発撮り!?

ここまで『THE FIRST TAKE』のキャスティング基準やギャラなどの疑問について解説しましたが、そもそも『THE FIRST TAKE』は本当に一発撮りなのでしょうか?

菅田将暉が一発撮りであることを証言

そこで調べてみたところ、2020年11月に菅田将暉さんが『THE FIRST TAKE』で映画「STAND BY ME ドラえもん2」の主題歌になっている『虹』を披露した際、その後のオールナイトニッポンで‟本当に一発だった”と明かしているため、一発撮りで間違いないようです。

緊張感、エグかった!!
1回目がベースよ?だって、カメラ10個ぐらいあったよ?
わからんけど、鼻ほじってたりしても、最悪の場合用に、2、3回やらしてもらえるかな?って思ってたけど…本当に一発だったよ

また一発撮りであるが故に、これまで歌詞を間違えたアーティストも沢山いるようです。

一発撮りだけど、‟ピッチ修正”はされていた

このようにやり直しが出来ない一発撮りであることは間違いない『THE FIRST TAKE』ですが、‟ピッチ修正”はされているそうです。

ただ現在、世の中に出回っているほとんどの音源において、『歌の音程を補正』する‟ピッチ修正”が施されているため、何ら不思議ではないのです。

そんな中、2023年8月13日にロックバンド『KEYTALK』の首藤義勝さんが自身のSNSで、‟一発撮りと謳っているのにピッチ修正はおかしい”として『THE FIRST TAKE』を批判し、話題となったのです。

そんな首藤義勝さんに対し、SNS上でも『一発撮り=無修正』として

一発録りしてるのかと思ってた。確かに何も手を加えないありのままを撮ってるから面白いし動画の意味があると思うけどそこは重要視してなかったのね。

と共感する声も多く上がっているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、『THE FIRST TAKE』のキャスティングはどうやってきまるのか?ギャラはあるのか?など、視聴者の疑問についてご紹介しました。

チャンネル登録者数835万人超えと絶大な人気を集める『THE FIRST TAKE』は、テレビへの出演状況やヒットチャートなど様々な要因からキャストを選出し、現在の音楽業界の新たなヒット方程式を生み出しているようです。

そんな『THE FIRST TAKE』は全てが無料視聴というところも最大の魅力となっており、まだ視聴したことがない方はぜひ、視聴してみてはいかがでしたでしょうか。