2022年1月16日から放送しているフジテレビドラマ「罠の戦争」。
草彅剛さんのが主演を務めた「銭の戦争」(2015年)、「嘘の戦争」(2017年)に続く“戦争シリーズ”第3弾で、第1話放送後から多くの反響が寄せられています。
戦争シリーズでは、草彅剛さん演じる主人公が弱者による強き権力者への報復ストーリーがお馴染みとなっていますが、「罠の戦争」では犯人・黒幕の存在がまだ明かされていません。
今回は、「罠の戦争」の犯人・黒幕が誰なのか、第1話からの考察をまとめてお届けしていきます。
「罠の戦争」の犯人・黒幕は誰?
2022年1月16日に第1話が放送された「罠の戦争」。
大まかなあらすじストーリーはこちらです。
鷲津亨(草彅剛)は、内閣府特命担当大臣・犬飼孝介(本田博太郎)の第一秘書。
犬飼の政治資金パーティーの最中、亨は妻の可南子(井川遥)から、中学生の息子・泰生(白鳥晴都)がケガをして、意識不明の重体だとの連絡を受ける。
目撃者の証言によると、泰生は何者かによって歩道橋から突き落とされたらしい。
亨と可南子の前に刑事が姿を見せたが“事件と事故の両面で捜査中”と説明するのみ。
その後、見舞いに訪れた犬飼が亨に「泰生のケガは事件ではなく事故ということにしてほしい」と頭を下げた。
亨が固辞する態度を見せると犬飼は、亨には身に覚えのない金銭の着服疑惑をでっち上げようと脅しをかけた。
そして犬飼自身もまた、大きな権力から脅しをかけられているようだ。
亨はその場では条件を呑んだ返事をするが、怒りに震える。犬飼と亨のやりとりを偶然見てしまった妻・可南子も亨とともに復習を決意。
第1話終盤では、亨は議員秘書見習いの蛯沢眞人(杉野遥亮)と私設秘書の蛍原梨恵(小野花梨)を味方につけ、犬飼と懇意の政策秘書・虻川(田口浩正)のパワハラをリークして犬飼に謝罪会見を開かせた。
息子を歩道橋から突き落とし、揉み消そうとした相手はいったい誰なのか?見えない相手との闘いが始まりました。
ドラマの前半戦は、亨が犬飼を潰していくストーリーが、中盤から後半にかけては、犬飼を通じて亨に圧力をかけてきた“真の黒幕”との闘いが描かれていると見られています。
【考察】「罠の戦争」犯人・黒幕の情報まとめ
ここからは「罠の戦争」の事件の犯人や黒幕に関する情報や考察をまとめてお届けしていきます。
考察①バスのフード男の正体が怪しい?
第1話放送後からネット上で指摘されているのは、バスのフード男です。
第1話では亨の息子・泰生(たいき)は歩道橋から落ちて病院に搬送され意識不明となってしまいます。
事故の描写については詳しく明かされていませんが、物語冒頭で一瞬だけ泰生がバスに乗るシーンが流れました。
制服を着て1人でバスに乗っている泰生。
外は明るく、朝の通学中と見られています。
バスは満員状態です。
泰生の目の前の優先席には、キャップとフードを被った男性が座っています。
そして、泰生の左隣には高齢の女性が立っており、一瞬ふらつくような姿を見せました。
バスのシーンはここで終わり、次に泰生が出てきた時には事故にあった姿になっていました。
冒頭で数秒のみ流されたシーンですが、ここに犯人のヒントがあるのではないかと考えられます。
考察②バスのフード男が犯人?
第1話時点では、バスのシーンで登場するフード男が最も怪しい人物と言われています。
簡単なストーリーとして考えられるのは、
泰生がおばあさんのために目の前のフード男に席を譲るようにお願いする
↓
フード男が断る等して揉める
↓
周りの人もいるのでその場は収まったが、泰生はフード男に恨みを買って歩道橋から落とされる
↓
フード男は大物政治家の息子だった…
などですね。
ただ、フード男は最初からキャップ+フードで怪しい服装をしていました。
物語冒頭から犯人の顔が見えないようにという配慮なのかもしれませんが、最初から泰生を狙って近づいた人物なのかもしれません。
もう1つ考えられるストーリーは、
亨に恨みを持つ人物が息子の泰生を傷つけるよう依頼
↓
依頼された実行犯がフード男
↓
泰生を突き落としたフード男はただ雇われただけで黒幕とは直接的な関係はない
などですね。
いずれにせよ、バスの描写は事故前の泰生が登場する唯一のシーン(自宅内でのシーンもありますが)ですので、フード男は物語の鍵を握る重要な人物である可能性が高いでしょう。
考察③黒幕と犯人は別人物の可能性大?
引用:ORICON NEWS
「罠の戦争」の主人公の亨は内閣府特命担当大臣の犬飼の議員秘書を務めています。
物語の中では、政界で当たり前に行われているパワハラやセクハラ、大物政治家が秘書などの“弱気もの”に全てをなすりつける様子や無能な二世議員の姿などが描かれています。(※ドラマの中の話です)
黒幕についても、裏で手を回して自分は手を汚さずに不正を働く人物であると考えられます。
歩道橋から泰生を突き落とした犯人も、偶然泰生と出会って犯行に至ったかもしれませんが、犯人と黒幕は別人で、実行犯は誰かの指示で動いているコマの可能性が高そうですね。
考察④黒幕・犯人は意外な人物の可能性も?
“戦争シリーズ”に限らず、近年の復讐ものは黒幕が意外な人物であることが多いです。
前半戦で悪そうに見えた人は実は中ボスで、いい人だと思っていた身近な人物が実は黒幕だった…というパターンは王道になってきていますね。
「罠の戦争」についても亨とは旧知の仲で、民政党幹事長・鶴巻憲一(岸部一徳)が派閥の長である鶴巻派の代議士・鷹野聡史(小澤征悦)あたりが怪しいのではないかとも言われています。
小澤征悦さん演じる鷹野聡史は亨が永田町で信用できる唯一の友人とされており、事あるごとに亨に情報を渡したりアドバイスを送っています。
最も信頼している人物が黒幕だったり、黒幕の手先だったということは考えられるかもしれません。
「罠の戦争」の犯人・黒幕のネット予想まとめ
「罠の戦争」の犯人や黒幕についてのネットの予想はこちら。
泰生を突き落とした犯人の予想はこちら。
- 犯人予想①蛯沢眞人(杉野遥亮)
- 犯人予想②鶴巻憲一(岸部一徳)or竜崎始(高橋克典)の息子
バスに乗っていたフード男は、よく見るとアゴがやや角ばっていてしっかりしていることが分かります。
杉野遥亮さんの顔と比較してみると、アゴの形が似ています。
第1話を見ても蛯沢眞人は政治資金パーティーに招待客に紛れ込んで犬飼の動きを伺っているなど、裏を持っている雰囲気がありました。第1話終盤では、それを亨に見抜かれて協力者として引き抜かれました。
ただ、このまま普通の仲間として終わるとは考えづらいので、実は実行犯だったり事件と関わりがあったという可能性もありそうです。
続いて、実行犯とは別の黒幕についての予想がこちら。
- 黒幕予想①竜崎始(高橋克典)
- 黒幕予想②鶴巻憲一(岸部一徳)
- 黒幕予想③鷹野聡史(小澤征悦)
どの方もラスボスに相応しいキャラクターですね。
第1話時点で、一番の権力者は国のトップである内閣総理大臣の竜崎始(高橋克典)と捉えることができます。
ただ、鶴巻憲一(岸部一徳)も怪しい雰囲気を纏っており、鷹野聡史(小澤征悦)も味方に見えた悪役の可能性もあります。
今後、更なる大物として新たな登場人物が出てくることも考えられますので、誰が黒幕なのか予想しながら続きを楽しみたいですね!