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吉田鋼太郎は‟日本を代表するシェイクスピア俳優”!これまでの経歴を紹介

現在放送中のテレビドラマ『おっさんずラブ -リターンズ-』に出演する吉田鋼太郎さん。

今ではテレビに引っ張りだこのですが、テレビ俳優としては遅咲きでも知られています。

そこで今回は、吉田鋼太郎さんのプロフィールや経歴についてまとめました。

吉田鋼太郎のプロフィール

引用:クランクイン!

吉田鋼太郎は人気イケオジ俳優

ボーイズラブを描いた人気テレビドラマ『おっさんずラブ』でお馴染みの吉田鋼太郎さんと言えば、最近では

  • 今日から俺は!!
  • 麒麟が来る
  • SUITS/スーツ2

など多くの話題作に出演し、時には主役を上回るほどの圧倒的な存在感で名脇役として人気を集め、その素晴らしい演技から‟カメレオン俳優”と賞賛されています。

そんな吉田鋼太郎さんは近年では、脇役ではなく主演を務めることも増え、イケオジ俳優として若い女性からも絶大な支持を集めているのです。

プライベートでは、4度の結婚歴あり

引用:Smart FLASH

年齢を重ねる度に渋みと面白みが増し、男性としてもとても魅力的な吉田鋼太郎さん。

実はプライベートでは、3度の離婚歴・4度の結婚歴があるのです。

吉田鋼太郎の結婚・離婚歴

  • 1回目の結婚:20歳の時に8歳上の大学のOGと結婚(挙式のみで籍は入れていない事実婚)
  • 2回目の結婚:一般女性と結婚し第1子が誕生するも、息子が2歳の時に離婚
  • 3回目の結婚:一般女性と結婚(全く情報がなし)
  • 4回目の結婚:2016年1月1日に22歳年下の一般女性と4度目の結婚

こうして現在は4度目の結婚生活を送っている吉田鋼太郎さんは、2021年3月に誕生した第2子となる長女と毎日お医者さんごっこをするなど、幸せな家庭を築いているそうです。

吉田鋼太郎の経歴

ベテラン俳優として人気を集め、2歳のパパとしても毎日奮闘する吉田鋼太郎さん。

ここでは、吉田鋼太郎さんの経歴をご紹介します。

大学在学中から舞台俳優として活躍

引用:Twitter

高校在学中に劇団雲のシェイクスピア喜劇『十二夜』を見て感銘を受け役者を志した吉田鋼太郎さんは、上智大学文学部へ進学後は『シェイクスピア研究会』に在籍し、役者としてのキャリアをスタートしたのです。

そして先述したように大学在学中に8歳年上の大学OGと結婚した吉田鋼太郎さんは、稼ぎのあった妻に食べさせてもらいながら役者を続けていましたが、それを見かねた顧問から‟劇団四季なら給料が出るぞ”と言われ、大学を中退したのです。

そんな吉田鋼太郎さんは大学中退後は『劇団四季』に入団したものの、ミュージカルをやる気にはなれず半年で退団すると、その後は、

  • 『シェイクスピア・シアター』
  • 『劇工房ライミング』
  • 『東京壱組』

などに所属し、芝居を学んだのです。

シェイクスピア俳優として、演劇界では知られる存在に

そして39歳だった1997年に演出家の栗田芳宏さんと劇団『AUN』を結成し演出を手掛けた吉田鋼太郎さんは、演出を手掛けながら、シェイクスピアやギリシア悲劇などの舞台で活躍し海外からも高い評価を得ると、やがて蜷川幸雄さんの作品に抜擢され、演劇界では知られる存在になったのです。

吉田鋼太郎の主な出演作品

【40代】

  • シェイクスピア・シアター『ハムレット』(2001年)
  •  グローブ座カンパニー『リチャード二世』(2001年)
  • オイディプス王(2002年)
  • ノイズ・オフ(2002)
  • ハムレット(2003ト)
  • タイタス・アンドロニカス(2004年)初主演
  • 喪服の似合うエレクトラ(2004年)
  • 悪魔の唄(2005年)
  • メディア(2005年)
  • 天保十二年のシェイクスピア(2005年)
  • オレステス(2006年)
  • コリオレイナス(2007年)
  • Innocent Sphere『獅子吼〜シンハナーダ〜』(2007年)
  • オセロー(2007年) ※主演
  • リア王(2008年)
  • MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人(2008年) – 大貫 役
  • sisters(2008年史)
  • から騒ぎ(2008年)

こうして蜷川幸雄さん作品で日本を代表するシェイクスピア俳優としての地位を確立した吉田鋼太郎さんは、

  • 1999年:読売演劇大賞 優秀男優賞
  • 2001年:紀伊國屋演劇賞 個人賞
  • 2014年:芸術選奨演劇部門 文部科学大臣賞

と演劇賞も多く受賞し、2016年には『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の2代目芸術監督にも就任し、現在もシェイクスピア作品の素晴らしさを老若男女に伝えています。

50歳を超えてから、テレビドラマなどに出演するように

若い頃から舞台俳優として多くの作品で活躍した吉田鋼太郎さん。

そんな吉田鋼太郎さんは、実は30代にテレビドラマにも出演したことがあったそうですが、その頃は名の売れない役者だったため、現場では名前ではなく

現場監督
現場監督
おい、そこのお前!!!

と呼ばれ、さらにオンエアーでは後頭部しか映っていないということもあったため、

吉田鋼太郎
吉田鋼太郎
だったらもう、映像はいいや!!

と映像作品に出ることを辞めてしまったそうです。

しかし舞台俳優としての地位を確立した50歳を過ぎてから、またテレビドラマや映画に出演するようになった吉田鋼太郎さんは、話題作にも出演し徐々にその顔がテレビでも知られるようになったのです。

吉田鋼太郎の出演作

■テレビドラマ

  • マルモのおきて
  • 運命の人
  • O-PARTS〜オーパーツ〜
  • 深夜も踊る大捜査線 THE FINAL

■映画

  • ヘルタースケルター

 

大ヒットドラマ『半沢直樹』でテレビ俳優としてもブレイク

そして2013年放送の『半沢直樹』で内藤寛役を熱演した吉田鋼太郎さんは、ドラマの大ヒットと共に自身もテレビ俳優としてブレイクし、翌2014年のNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』の嘉納伝助役で大ブレイクしたのです。

そんな吉田鋼太郎さんは以降も、

【テレビドラマ】

  • MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜
  • 東京センチメンタ
  • 刑事7人
  • ゆとりですがなにか
  • ドクターX~外科医・大門未知子~
  • おっさんずラブ

【映画】

  • トリック劇場版 ラストステージ
  • THE NEXT GENERATION -パトレイバー- 首都決戦
  • 新宿スワン
  • アンフェア the end

などに出演し、おっさんずラブではピュアな心を持った‟おっさん上司”を見事に演じきり、

  • 第12回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞 助演男優賞
  • 第97回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞
  • 東京ドラマアウォード 2018 助演男優賞

と数々の賞を受賞したのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、吉田鋼太郎さんのプロフィールや経歴についてご紹介しました。

おっさんずラブなどの話題作で知られる吉田鋼太郎さんは、元々は日本を代表するシェイクスピア俳優として舞台の世界でその名を世に知らしめ、50歳を過ぎた2013年に『半沢直樹』でテレビ俳優としてもブレイクしたのです。

そんな吉田鋼太郎さんは現在、イケオジカメレオン俳優としてテレビに引っ張りだことなっており、今後の活躍からも目が離せません。