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カリスマミュージシャン‟清春”の経歴!近況も紹介

近年ではソロ活動がメインの清春さんですが、かつては人気ロックバンドのフロントマンとして絶大な人気を集めています。

そこで今回は、ミュージシャン清春さんのプロフィールや経歴、そして現在の活動についてまとめました。

清春のプロフィール

引用:ORICON NEWS

清春さんは1990年代から人気ロックバンド『黒夢』や『SAD』のフロントマンとして絶大な人気を集めただけではなく、ソロシンガーソングライターとしても多くの曲をリリースし、ロック界のカリスマとして最前線で活躍する他、自身のファッションブランドを立ち上げ、ファッションのカリスマとしても同世代から絶大な支持を集めています。

清春の経歴

引用:Instagram

ロック界のカリスマとしてその名を日本に轟かせる清春さん。

ここでは、清春さんの経歴をご紹介します。

高校からバンド活動を始めるも、一旦就職

両親と弟2人の5人家族の長男として生まれ育った清春さんは、小学生の頃から西城秀樹さんや沢田研二さんに憧れてるなど音楽が大好きで、高校時代はBOOWYが流行っていたことから、パンクロックのコピーバンドを結成しボーカルとして活動したのです。

そして高校2年生の時に初ステージに立った清春さんは、ファンもつくなど当時から人気を集めていましたが、1度ミュージシャンの夢を断念し、高校卒業後は父親が経営する実家の板金工場を継ぐために、同業の会社で2年間修業したのち、実家に戻ったのです。

しかしその間も寝る間も惜しんでバンド活動を続けていた清春さんは、頭では実家の工場を継ぐつもりでしたが、どうしてもミュージシャンへの夢が諦めきれず、音楽活動に専念するとして1年で実家の工場を退職してしまったのです。

清春が高校在学中から活動したバンド歴

  • ダブルベッド
  • SUS4
  • GARNET

ロックバンド『黒夢』として絶大な人気を集める

引用:Twitter

そんな清春さんは23歳だった1991年、岐阜を拠点に活動していたバンドメンバーである人時さんらとロックバンド『黒夢』を結成すると、名古屋のライブハウスを拠点に活動し、バンドだけでは生活出来なかったため、いくつものアルバイトを掛け持ちしながらミュージシャンを目指したのです。

そして同年8月には名古屋で初ワンマンを開催した黒夢は、その後は東京・渋谷でのワンマンも成功させるなど、インディーズ時代は過激なパフォーマンスで中京圏を中心に絶大な人気を集めたのです。

そんな中、1992年からメンバーの脱退が相次いだ黒夢は、最終的に清春さんと人時さんの2人だけになってしまいましたが、それまでに獲得した熱狂的なファンの支持もあり、25歳だった1994年についにシングル『for dear』で念願のメジャーデビューを果たしたのです。

するとデビューから1か月後の3月に『日本ゴールドディスク大賞』ベスト5ニューアーティスト賞を受賞した黒夢は、同年5月リリースのアルバム『feminism』がオリコンチャートで1位を獲得すると、さらに5thシングル『BEAMS』がmaxellカセットテープのCMソングに起用され、フロントマンである清春さんもCMに出演したことで、知名度が全国区にアップしたのです。

そんな黒夢は1996年リリースの『ピストル』で「MTV Video Music Awards」視聴者賞日本部門を受賞すると、1997年から1998年にかけて約230本のライブをこなし、男性ファン限定のライブも開催するなど、ロックバンドとしては異例の男性ファン獲得で、日本のロック界の歴史を塗り替えたのです。

さらに清春さんの‟クロムハーツ”などのアクセサリーを取り入れたファッションでも話題になった黒夢は、世の中を痛烈に批判する音楽性と清春さんの唯一無二の歌い方&パフォーマンスで、これまでの日本バンド界の歴史を塗り替え、ロック界のカリスマとして絶大な支持を集めたのです。

しかし人気絶頂の中、人時さんの結婚により活動の方向性に相違が生じてしまった黒夢は、そのまま2人の溝がうまることなく1999年1月29日に無期限活動停止を発表し、別々の道を歩み始めたのです。

ロックバンド『SADS』としても多くのヒット曲を連発

こうして人気絶頂の中、黒夢の活動停止を発表した清春さんは、すぐに黒夢のサポートミュージシャンだった坂下たけともさんらとロックバンド『SADS』を結成すると、黒夢時代の熱烈なファンがついていたこともあり、同年7月にリリースしたデビューシングル『TOKYO』がオリコン初登場2位、1stアルバム『SAD BLOOD ROCK’N’ROLL』がオリコン初登場3位と瞬く間に人気を集めたのです。

そんなSADSは2000年にリリースした4thシングル『忘却の空』が人気テレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌に抜擢されると、ドラマの人気の相乗効果でロングヒットを記録し、2ndアルバム『BABYLON』でオリコン初登場1位を記録したのです。

そして以降も

  • 『ストロベリー』
  • 『NIGHTMARE』
  • PORNO STAR

などのヒット曲を生み出したSADSですが、2001年以降はメンバーの脱退が相次ぎ数度の活動停止を繰り返すと、2004年に坂下たけともさんが事務所を退社したことが決定打となり無期限の活動休止を発表したのです。

バンド終息後はソロで精力的に活動

こうして黒夢やSADSのフロントマンとしてロック界を牽引した清春さんは、2003年からソロプロジェクトをスタートし、デビュー10周年にあたる2004年2月にシングル『EMILY』をリリースすると、その後も毎年コンスタントに曲をリリースする他、マンスリーライブを始め多くのライブを開催し、2010年には人気ゲーム「バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ」のCMソングにシングル『LAW’S』が起用され、同ゲームのCMにアーティストが起用されるのが初としても大きな注目を集めたのです。

さらに2019年でデビュー25周年を迎えた清春さんは、

  • 2019年末:6時間に及ぶカウントダウンライブを開催
  • 2020年3月:25周年記念アルバム『JAPANESE MENU/DISTORTION 10』をリリース
  • 2020年10月:初の自叙伝『清春自叙伝 清春』を発売

と精力的に活動し、ソロになっても高い人気を集めたのです。

清春の近況

20代前半からバンドのフロントマンとして絶大な支持を集めた清春さん。

ここでは、清春さんの最近の活動など近況についてご紹介します。

2024年でデビュー30周年

2023年だけでも約30公演のライブを開催した清春さんは、2024年2月にはデビュー30周年を迎えており、3月20日にはそのアニバーサリーとして4年ぶりとなりるオリジナルアルバム『ETERNAL』をリリースしています。

そんな清春さんは2024年2月から2025年2月までの1年間、ライブツアー『清春 debut 30th anniversary year TOUR 天使ノ詩 NEVER END EXTRA』(48会場・全61公演)の開催を予定するなど、55歳となった現在も第一線で音楽活躍を続けています。

さらに清春さんは2023年3月23日には、能登半島地震で大きな被害を被った石川県珠洲市を訪問し、翌日には石川県の金沢vanvanV4でギタリスト大橋英之さんらと共にチャリティーライブも開催しています。

バラエティ番組でトレンド入り

引用:YouTube

また25周年を迎えた2020年頃からバラエティ番組にも頻繁に出演するようになった清春さんは、そのクセの強い歌い方が度々バラエティ番組で取り上げられていたのです。

そんな清春さんは2024年3月13日放送の『水曜のダウンタウン』で、お笑いコンビ・きしたかのが‟清春の新曲、歌詞を全て書き起こせるまで脱出できない生活”に挑戦という企画で取り上げらると、あまりのクセのある歌い方がSNS上で話題となり、「清春さん」、「清春の新曲」がトレンドにまで浮上したのです。

そして終盤には苦戦する‟きしたかのにヒントを与えるために清春さんがサプライズ登場すると、SNS上ではさらに盛り上がりを見せ、トレンドを席巻したのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、ミュージシャン清春さんのプロフィールや経歴、そして現在の活動についてご紹介しました。

高校からバンド活動に夢中になり、実家の工場を継がずにミュージシャンとしての道を歩んだ清春さんは、ロックバンド『黒夢』や『SADS』のフロントマンとして多くのヒット曲を世に送り出し、バンド終息後はソロとして大活躍したのです。

そんな清春さんは、デビュー30周年を迎えた現在もミュージシャンとして第一線で活躍し、水ダウの企画では名前がトレンドを席巻しており、今後の活躍にも注目です。