東京五輪の国歌斉唱を務めた歌手のMISIAさん。
MISIAさんといえば、常にターバンを巻いている髪型が印象的です。
テレビ出演するときも、LIVEのときも、いつも変わらないターバンスタイルを貫いています。
変わらない髪型には、何かこだわりやポリシーがあるのでしょうか?
今回は、MISIAさんがいつもターバンを巻いている理由や、ターバンなしの画像など、髪型の秘密に迫ってみました。
【なぜ】MISIAがいつもターバンを巻いている理由とは?
MISIAといえばターバン!
MISIAさんといえば、ターバンスタイルの髪型が印象的です。
引用:MISIATwitter
ドレッドやコーンロウにターバンを巻いているスタイルはお馴染みですね。
引用:Twitter
過去には明石家さんまさんにトレードマークのターバンを巻いてあげたこともあります。
MISIAの髪型に対するネットの声
今日のオリンピック開会式はMISIAがターバンに飲み込まれるのかどうかが注目ポイント
— しゅんちゃ (@shun_gb) July 22, 2021
#触れちゃいけない?
MISIAは何でいつもターバンなんですかー?— R子 (@reikopanchan) March 11, 2021
なんでMISIAっていつもターバン巻いてんの?ヴォル様おるんかな?
— マツモトミザリー (@RomZomCom) December 31, 2018
MISIAのターバンの中はどうなってるのか、いつも気になってる。
— ぽめぐり (@komegurikko) December 31, 2018
【動画】MISIAのターバンをいじるネタも
MISIAさん=ターバンという印象が強いためか、モノマネでもターバンをネタにされています。
2020年12月12日放送の『ザ・細かすぎて伝わらないものまね』では、北風ミシェルさんというモノマネタレントが、
- まもなくターバンに食べられるかもしれないMISIA
- ついにターバンに食べられたMISIA
というネタを披露してネットで話題になりました。
このモノマネがウケていたことを見ても、世間の間でも「MISIA=ターバン」の印象を持っている人が多いことが分かります。
【なぜ】MISIAがいつもターバンを巻いている理由は?
MISIAさんがいつもターバンを巻いているのはなぜなのでしょうか?
一部では「おでこにコンプレックスがあった」という説もありますが、本人のインタビュー等も出てこないため、根拠のない噂のようです。
ここではターバンの中の髪型のルーツから、MISIAさんの経歴などとの共通点があるか見ていきたいと思います。
【髪型の秘密】MISIAのターバンの中はどうなってる?
まず、MISIAさんのターバンの中の髪型がどうなっているのか気になる方もいるかと思います。
MISIAさんのターバンの中の髪型については、ドレッドやコーンロウという「ブレイズヘア」と呼ばれるスタイルになっています。
引用:Twitter
デビュー当時からブレイズヘアなので、もう20年くらいはこの髪型を継続していると見られています。
引用:Twitter
近年頭に巻いている布は、ターバンだったり、カンガやキテンゲというアフリカ発祥の布を巻いていることが多いですね。
MISIAの髪型のルーツはアフリカ系文化
ドレッドやコーンロウはミュージシャンやダンサーに人気の髪型ですが、これらの髪型はアフリカ系の伝統的な文化やアイデンティティーと結びつくことは世界でも有名です。
引用:Twitter
過去には2016年にジャスティン・ビーバーがドレッドヘアにしたことで「黒人文化の盗用」「文化へのリスペクトが感じられない」と批判が集まったことがありました。
髪型ひとつではありますが、ドレッドなどのブレイズヘアはそのルーツから黒人以外が取り入れることに対しては文化への理解が求められるものだと言えます。
MISIAはアフリカへのリスペクトがある
MISIAさんの髪型や頭に巻いている布はアフリカにルーツを持つものだとわかりましたが、なぜ黒人以外のチャレンジが難しい(精神的な部分で)、しかも手入れにも手間がかかる髪型を選んだのでしょうか?
気になってMISIAさんのルーツを探ってみると、彼女が小さい頃から黒人文化に触れていることが分かりました。
幼少期を長崎県の対馬で過ごす。家族全員が医者という家系で、医者である父の「離島に新しい医療を届けたいという」という思いを受けて家族で移住し、自然豊かな環境でのびのびと育てられた。そこで教会のゴスペルに触れ、幼い頃から音楽に親しんでいた。福岡県立香住丘高等学校に進学後、黒人のボイストレーナーに師事。歌手になるため、いろいろなオーディションに応募したりレコード会社に書類を送ったりしていた。
引用:Wikipedia
幼少期から教会でゴスペルに触れて、高校では黒人のボイストレーナーに師事していたとのこと。
17世紀頃、アメリカに奴隷として強制連行されたアフリカ系アメリカ人たちは独自の言語や宗教を剥奪されてしまった。
黒人奴隷等は白人の主人たちの目を逃れて、教会で「虐げられた屈辱」「家族や故郷から離れた寂しさ」「明日への希望」など神を讃えたり、信者として生きる喜びを魂の叫びとして歌で表現したことがゴスペルの起源とされている
自身の音楽ルーツを黒人文化に持つMISIAさんは、デビュー後もアフリカへの慈善・貢献活動も積極的に行っています。
- 2007年4月:ケニアのナイロビ最大の貧民街キベラ・スラムを訪問
- 2008年10月:世界中の子どもの教育支援を目的の非営利団体‘Child AFRICA’(チャイルド・アフリカ)を立ち上げ
- 2008年11月:マラウイのデッザの農村、ナミテテのNGO、ミトゥンドゥの一村一品運動(JICA支援)の現場などの他、再びケニアのキベラ・スラムを訪問
- 2013年1月23日:外務省より第5回アフリカ開発会議(TICAD V)名誉大使に任命される
黒人文化にリスペクトをもっているため、その表しとしてドレッドヘアやターバンを続けている可能性が高そうですね。
【超貴重!】MISIAのターバンなし&ストレートヘアの髪型画像
近年はターバンスタイルがデフォルトとなっているMISIAさんですが、ターバンを巻いていない髪型だった頃もあります。
貴重なターバンなしの髪型画像はこちらです。
プライベートをほとんど明かしていないMISIAさんの貴重な卒アル画像です。
学生時代はさすがにストレートヘアだったようです。
デビューしてからは、ブレイズヘアを貫いています。
引用:Twitter
引用:Twitter
引用:Twitter
アフロヘアのような髪型だったこともあります。
引用:Twitter
日本人では似合う人を選ぶ髪型だと思いますが、とってもかっこいいですね。
そして、若い頃の画像を探してもブレイズヘア以外の画像は見つからない…と思いましたが、
一枚だけストレートヘアの画像が存在しました。
引用:Twitter
ブレイズヘア以外のMISIAさん、すごく新鮮ですね!
オールバックのポニーテールもとてもお似合いです。